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平成24年予算審査特別委員会第3分科会( 3月12日)
平成24年予算審査特別委員会第1分科会( 3月12日)

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  1. 長岡京市議会 2012-03-12
    平成24年予算審査特別委員会第1分科会( 3月12日)


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    平成24年予算審査特別委員会第1分科会( 3月12日)             平成24年予算審査特別委員会(第1分科会) 1、開催日時   平成24年3月12日(金) 午前10時01分 開会                 午後 2時01分 閉会 1、場所   第1委員会室 1、出席委員(8人)   ◎主査  〇副主査       ◎八 木   浩    髙 見 良 一        西 村 厚 子    祐 野   恵        黒 田   基    浜 野 利 夫        小 谷 宗太郎    議 長 上 田 正 雄 1、欠席委員(1人)
           瀬 川 光 子 1、市から出席した者   小田市長  辻理事  丹羽企画部長   森企画部次長政策推進課長  中野市民協働男女共同参画政策監   松岡政策推進課行革公共施設検討担当主幹  仁科財政課長   喜多秘書課長  髙田情報管理課長   谷川(肇)情報管理課市民総合相談担当主幹情報公開担当主幹   田中(浩)情報管理課情報システム担当主幹  竹中北開田会館長   辻井総務部長  大江総務部参事兼危機管理監  松本総務部次長   石田総務部次長検査指導課長  嶋谷危機管理監防災危機管理担当主幹   土山危機管理監主幹  木村総務課長  香山総務課法令遵守法務担当主幹   古山職員課長  滝川(和)職員課人材育成担当主幹  谷口管財課長   井上(浩)課税課長  古崎収納課長  小林環境経済部長   野村(秀)環境経済部次長兼農政課長  井ノ上農政課主幹   山田(勝)商工観光課長  山根健康福祉部参事福祉事務所長   則武健康福祉部福祉政策監  井上(晃)福祉政策監福祉政策担当主幹   岡山こども福祉課主幹  佐々谷建設部長   山口建設部次長都市計画課長  八木(伸)建設部次長兼公園緑地課長   岩崎建設部次長まちづくり推進室長  清水営繕課長   河村水道事業管理者  田中(達)上下水道部長  森本(洋)北開田児童館長   滝川(正)会計管理者  中川監査委員事務局長   山本(豊)議会事務局長 1、傍聴者   〔議員〕(0人)   〔新聞〕(0人)   〔市民〕(0人)               (午前10時01分 開会) ○八木浩主査  おはようございます。  ただいまから予算審査特別委員会第1分科会を開会します。  本日は、第3款民生費の北開田会館費に関する部分から行いたいと思います。  では、説明をお願いします。  企画部長。 ○丹羽企画部長  おはようございます。  お手元の136ページ、137ページをお開き願いたいと思います。  款の3民生費、項の1社会福祉費、目の6北開田会館費であります。当初予算額といたしましては4,220万円、137ページから139ページにかけまして通年の事業経費、あるいは施設の管理経費が並んでおります。事業内容等につきましては特に変化がないところでありますが、前年度と比べて338万2,000円の増となっております。その増の要因につきましては、139ページをごらんください。中ほど上に、03地区内啓発事業の上、器具費が84万円上がっております。事務室の空調機器の故障による更新の経費が新たに増として上がっているもんでございます。  あと1点、増要因としましてはこのページの下、職員人件費が前年と比べて286万ほどふえているところが主に経費の増の要因でございます。  北開田会館費につきましては、以上でございます。 ○八木浩主査  説明が終わりました。御質疑を受けたいと思います。ページは136ページから139ページです。ございませんか。               (「なし」の声あり) ○八木浩主査  なければ第3款を閉じます。  次に、第6款農林水産業費の説明をお願いします。  部長どうぞ。 ○小林環境経済部長  おはようございます。  それでは、188、189ページをお開きいただきたいと思います。それでは、款6農林水産業費、項1農業費、目1農業委員会費でございますが、予算額500万1,000円で、前年度に比べまして36万1,000円の減額となっております。主なものといたしましては、前年度農業委員の改選によります視察研修費の費用弁償がございましたが、24年度はございませんので、その分を合わせまして45万7,000円の減額などの要因でございます。  次のページをお開きいただきたいと思います。190、191ページでございます。続きまして、目の2農業総務費でございます。予算額7,146万3,000円、前年度に比べまして232万円の減額でございます。主な要因は、職員人件費の減額等でございまして、その他の内容については大きな変更はございません。  続きまして、目3農業振興費1,054万円で、前年度に比較いたしまして227万8,000円の減額となっております。主な内容は、次のページをお開きいただきたいと思います。備考欄、04農作物育成管理設備等支援事業で、平成23年度、前年度におきましては、乙訓の住宅組合のコンバイン老朽化によります補助が170万ほどございましたが、24年度はその分が減額になったところでございます。  また、06の景観形成作物栽培推進事業と08地域水田農業推進事業の中では、経費の若干の見直しで、合わせまして20万円ほどの減額となっております。その他の事業については大きな変更はございません。  続きまして、目4農地費で予算額911万1,000円で、前年度に比べまして210万3,000円の増額でございます。主なものといたしましては、お手数、次のページをお開きいただきたいと思います。02市単独土地改良事業で揚水機や農業用ため池、かんがいの排水などの基盤整備を行うための、土地改良区の事業で238万5,000円増額の506万円になったところでございます。  続きまして、項が変わりまして、林業費、目1林業費でございますが、予算額2,442万3,000円で、前年度より41万1,000円の増額でございます。主な内容といたしましては、備考欄700の02でございます、有害鳥獣対策事業で浄土谷と金ケ原への防護さくは一応完了いたしましたが、今年度奥海印方面等の被害が多発しております部分につきまして、2年計画で行う1年目といたしまして、諸材料費が昨年よりも304万1,000円増額の、491万5,000円を計上したものでございます。  次に、750の01造林・除間伐推進事業では西山森林整備推進協議会と連携いたしまして、ハード事業を展開しておりますが、変更点につきましては次のページにございます。昨年度までは西山作業道を行っておりましたが、完了したことによりまして、新たに立石林道の整備を行うための測量設計と工事費合わせまして550万の予算計上としております。その他の項目については、大きな変更はございません。  以上、農林水産業費の説明でございます。よろしく御審議いただきますようお願いい申し上げます。 ○八木浩主査  説明が終わりました。まず、項1農業費について御質疑を受けたいと思います。ページは188ページから195ページです。  どうぞ。 ○小谷宗太郎委員  192、193ページになるかと思いますけれども、平成23年の予算のほうでは、地域担い手育成事業というのがあったんですけれども、項目として。それがなくなっているんですけれども、そのちょっと説明をお伺いしたいんですけども。 ○八木浩主査  次長。 ○野村(秀)環境経済部次長兼農政課長  前年度の地域担い手育成事業につきましては、平成23年度からの個別所得補償の本格実施に伴いまして、農業の関係では地域農業再生協議会というのを設立いたしまして、今回そこに包含をするということで、新年度については計上しておりません。  以上でございます。 ○小谷宗太郎委員  項目で言ったら、どこの項目に含まれたということになるんですかね。 ○八木浩主査  次長。 ○野村(秀)環境経済部次長兼農政課長  この手前の08のところに、地域水田農業推進事業が書かれています。それとは別個に市のほうで以前に地域水田の推進協議会というのが22年度まで設立されておりまして、23年度から個別所得補償の本格実施に伴い、民間で主にJA、行政、それと農業者各位からなる協議会を発足していました。それが名称変更しまして、いわゆる各農業団体を包括した形で個別所得補償の推進に当たるということで今回統合されたということでございます。 ○八木浩主査  小谷委員。 ○小谷宗太郎委員  事前に聞いたのも合わせて、この地域担い手の考え方が、結局地域の水田農業のほうに傾斜した形で育成事業がなされるのかと思っていたんですけども、そういうわけではないということですよね。 ○八木浩主査  次長。 ○野村(秀)環境経済部次長兼農政課長  現状ですね、本市のほうの農業といいますのは、主に水田事業から発展しておりまして、なおかつ今は都市農業ということで野菜づくりを盛んに奨励しているわけなんですけども、一体となって以前からの地域水田、いわゆる米づくりの生産調整ということを中心に担ってきた団体なんですけども、そこからいわゆる今回の都市農業の振興を図るということで、地域再生農業、地域の農業を再生するんだという国の方針もございまして、各諸団体を包括して担い手の育成、あるいは耕作放棄地の解消とか、いろんな取り組みを機能的にするために、23年度でそういった団体をつくりまして、そこに包含させてより機能の推進を図るということでございます。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○小谷宗太郎委員  私は農業のやっぱり大きな一つの問題点は、担い手の問題かと思いますし、高齢化が進んでいるという問題だと思いますので、やっぱりこの点については、今後しっかり行政としてもサポートをしていかなくてはいけない非常に大きな問題であると思っておりますので。ぜひ、含めて対策のほうよろしくお願いいたしたいと思います。  次なんですけれども、194ページ、195ページのところなんですけれども、先ほど土地改良事業補助金のところなんですけども、ため池というふうなことで御説明があったんですけど、カ所数でいったら何カ所くらいになるんですかね。 ○八木浩主査  部長。 ○小林環境経済部長  かんがいが24年度2件、ため池が2件、それから、機械の揚水機が1件、合計5件ということになっております。  以上です。 ○小谷宗太郎委員  はい、ありがとうございます。  以上です。 ○八木浩主査  ほかにございませんか。  浜野委員。 ○浜野利夫委員  191ページの特産物の育成事業と、193ページの地産地消推進事業と、これは一括でちょっとお聞きしたいんですけど、それぞれの事業に中身になります特産物育成事業補助と、それから、ふれあい朝市の簡潔な前年度当初同額なんですよね。ただ、それに元になる今言ってました地産地消推進事業という事業と、特産物育成事業という事業そのものは、事業費が前年度から減額になっているんです。これはなぜ減額になったかというよりも、額自身はもともとは大きな額じゃないとは思うんですけど、一般質問でもちょっと出ていたんですけど、予算編成過程公開のかかわりなんかで、いわゆる所管課のほうで特産物の育成事業だとか、地産地消推進事業という事業そのものについて、どういう考え方をして予算計上を第一次したのかと、それを経て、第一次査定でどうなって、最終、必要査定をしてこんなん出てきた分の額ですよね。出てきた以上は、どこでどうなろうとこれが予算案の提案ですとなりますよね。それは結果としてわかるんですけども、このそれぞれこの時期に特産物とか、地産地消というのは、極めて重要な要素だと思うんですね。一時、産地偽装問題がありましたよね。それから、地産地消ががっと出てきて、今回の東日本の大震災で放射能汚染とかの関連での不安は一層重要になってきて、そういう分野ではかなり管理予算編成の時期から考えたら、重要な位置ではないかなと思うんです。そういう意味で、ストレートには言いにくいのかもしれないですけども、第一次で、担当課でどういうそういう状況を踏まえてこの予算計上をしたのかと。事業そのものは減額なんですよね。今言ってました、特産物育成事業補助だとか、ふれあい朝市の補助については、前年と同額。つまり余り力が入ってないなというふうに見えるんですね、この時期に必要だと思うんですけど。前に建水のときに、土木の関係で、ちょっと具体的には忘れましたけど、ゼロになっていてどういうことかと聞いたときに、いや実は所管課でこういう思いで、こういうオブを出しましたと、第一次査定で、こうこうこういう議論があって、それは消えましたという話があって、なるほど、良い悪いは別にして、ずっとここまで出てきた経過がよくわかったんですよ。そういう意味で今の特産物育成事業と、地産地消推進事業はどういう考え方で今、予算計上をして、最初からこれずっときたのか、途中で第一次査定や、市長査定の段階で議論があって、どうこう言えなくてこういうふうに落ちついたのか。その背景をちょっと知りたいんですけど。 ○八木浩主査  次長どうぞ。 ○野村(秀)環境経済部次長兼農政課長  191ページの特産品育成事業でございますけども、こちらについては、いわゆる農業の花菜、ナス、特産でございますのでそれを育成するということで、さまざまな事業を行っています。あるいは、品評会の商品とか、それといわゆる堆肥の土壌づくりということで、以前には花菜の関係をやっておりましたけども、ナスの要望もあり特産を進めていく上で、費用高騰時期がございました。そこで、急遽ナスの堆肥の補助を、今回20年度からしておりまして、3年ごとの費用高騰の関係の緊急補助だということでございますけども、やはり農業を育成する、特産品を育成するということで、我々もまだ継続的に補助をしてほしいということで、市長の段階でもそれを認められて今回、額は以前どおりですけども、そういった努力もさせてもらっています。また、農業団体の住宅組合もございまして、以前、トラタクターとか、あるいはコンバインの補助をしておりまして、一定、今、機械が整っておりますので、その辺の減額もあって、決して特産品の育成、奨励については、努力をしているところでございます。また、地産地消推進事業につきましても、予算は若干でございますけども、ソフト面で各小学校に出向きまして、親子料理教室とか、いろんな地元の産品について保護者、子供たちについてはわかりやすく、料理の実習とか、いろいろ四季折々の特産物、あるいは、ナスでしたらナス、今の冬場でしたら花菜、それに冬野菜のかぶらとか、いろんな催しを充実しております。24年度についてもそういった努力をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○八木浩主査  浜野委員。 ○浜野利夫委員  そういうことは、努力しているとかしてないと言っているつもりじゃなくて、こういう今言った背景がずっとこの間あった中で、この分野を重視しようと思えば、例えば、こういう取り組みを例年してきたけども、新年度はこういう取り組みをぜひしようと思うから、これだけの予算が必要ということには余り新たなものがないなという、これまでやってきたことの継続ということで、事業費そのものも減額ですよね。補助は確かに増額ですけど、新たなこの時期に備えた打ち出しをこの部分でやろうということではないのかなというふうに受け取ってしまうんですけど。 ○八木浩主査  次長。 ○野村(秀)環境経済部次長兼農政課長  地産地消を進めるといっても、いわゆる今まではそういったPR用の消耗品とか、なたね油とかいう設置して、まあいって一定の支出をしております。今後、23年度、ことしもそうだったんですけども、やはり地産地消をこれ大事な観点から進める上で、今回、教育委員会のお力を借りて、7月7日を地産地消の推進の日として農業関係では定めております。学校給食で一斉ナスビの料理をさせていただきました。また、市内の企業にもございますけども、それもナスを社員食堂で使っていただくということでやっていただいています。  また、JA中央の本店ございますけれども、今現在3支店がございます。農協の各支店で、7月7日を地産地消の日として推奨するために、そこで直売所を設けまして、1日ですけどもそうやってPRして、直売もさせていただきます。そういった形で今後、場所をお借りしながら地産地消を推進していこう、これからは、ソフト面が充実やないかということで、また教育委員会とも連携しながらやっていきたいと考えております。また、食育のフォーラムを6月に、食育推進計画も立てた中で、農政課としてもバックアップしながら、主に料理の教室実現をしてきたわけでございます。その辺のソフト・ハード面とを折り合わせて、今後ますます地産地消を推進していきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。 ○八木浩主査  浜野委員。 ○浜野利夫委員  大分予算を例えば、倍額にしたらそれだけ力が入っていると一々そういう問題ではないと確かに思います。その努力は、工夫されていることは了解しておいてなんですが、ちょっと部長にお聞きしておきたいんですけど、新年度に向けて今、こういう流れできたと。確かに一時ほど、産地偽装というのは言われなくなったかと思うんですけど、放射能の関係、新たな食材に対する不安というのは出てきたのは確かやと思うんです。そういう意味で、新年度の予算というか取り組み事業の中で、今言ってました例えば、放射能汚染の関係もあって、その辺も含めて、要するに特産物の事業の問題、特産物の育成の問題とか、地産地消、こういう角度からこんなふうに新年度、予算はそれほどがっと倍になっていなくても、今、課長が言ってました取り組みとしてずっと継続したいという思いもあったんですけど、新たにこういう状況を踏まえて、新年度はこの予算の範囲内、あるいは必要によったら補正もありうるかもしれないですけども、こんな方向で特産物と地産地消、新年度は力を入れていきたいという思いは、特に担当部の部長としては持っておられますかね。 ○八木浩主査  部長。 ○小林環境経済部長  改めまして、特産物の育成事業が約10万円ほど減っておりますけども、それは193ページの一番上になります価格差事業の負担金が10万円減りましたので。これはナス等の価格差の対象の補てん額が減ったということで、実質的な事業費は落ちてないというのが実情でございます。先ほどから担当課長が申し上げてますように、やっぱり供給がきちっとこれから整理していきながら、どんどん出せる一定の量を確保していかないけないと、需要側もやはり安心して申し出がないと思いますので、需要と供給のバランスを取りながら、できるだけ発展させていきたいということで考えております。  以上でございます。 ○八木浩主査  浜野委員。 ○浜野利夫委員  特に何かを求めているという意味ではないんですけども、言ってました産地偽装の関係、それからさらに放射能の関係に含めて、特産物とか地産地消で一層別の意味で重要だと思うんですけど、新たに新年度に向けてこんなことを検討しようとしているみたいなことがあるのかなと思ったんですけど、余り新たには特に今のところはどうも見受けられないような気がして、受け取ってしまったんですけど、いいです。ぜひ、そういう視点でまたぜひ、検討を、時代に合った検討をお願いできたらなと思いますけども、何かありますか。 ○八木浩主査  次長。 ○野村(秀)環境経済部次長兼農政課長  地産地消を進めていく上で、今現在ふれあい朝市とか、金ケ原、奥海印寺地区でやっておられるんですけども、どうも若手の参入がなかなか難しいので、いわゆる本市都市農業があり、基盤整備を市長みずからやっていますので良好な農地がございます、その中で、若手農業者も結構他市に比べれば頑張っているということでございますので、今後そういった若手の農業者、当然育成の意味もありますけども、それをなかなか来ていただいた中で、ともに農業の都市的な課題を解決したい。今年度も年度末を控えて若手農業者と逐一会合しております。都市農業振興クラブという若い団体ございますので、そこをまちの中で今後の都市農業のいろんな課題を探りながら改善していきたいと思っておりますのでよろしくお願いします。 ○八木浩主査  浜野委員。 ○浜野利夫委員  特産物の育成とか地産地消のことで努力をしていないと言うつもりは、さらさらないんですよね。普通の状態だったら今ので継続していったらいいと思うんですけど、やっぱり放射能があっていろんな食材、食に対する不安が大きいから、それにこたえる何か新しい視点が欲しいなという、あるのかなという気があったもんで、ちょっと聞いてたんですけども。ちょっと角度を変えますけど、特産物には全国展開もずっと見てましたら、こうこう出されてましたし、だけど決算のときか、その前の予算のときですね、スーパーにもいろんなコーナーを設けてとありましたよね。そういうのは、新年度新たにこういう方向で広げようというのは、具体的には検討されているのはあるんでしょうか。 ○八木浩主査  次長。 ○野村(秀)環境経済部次長兼農政課長  市内スーパーございます、イズミヤ、それに駅前の平和堂でそれに生協、友岡の生協ですね。以前から、市内の農業者は特産物コーナーいうことでさせていただいてます。それをもう少し若手が参入できるような形で考えていきたいという拡充の方向で考えていきたいと考えております。  以上でございます。 ○八木浩主査  浜野委員。
    浜野利夫委員  以前からよく出ていたと思うんですけど、スーパーにタクシーで買い物に来るという高齢者がふえているという話がよく出ていますよね、私も実際よく見ます。そういう問題とか、いわゆる買い物難民というのがだんだんふえつつある状況もありますよね。そういう角度から考えたらと、今のそのお年寄り向けに新たな視点が欲しいなと思って、人として。いわゆる税の関係とか、コンビニ収納というのがどんどんふえていってますよね。いって便利やなと思うんですよね。それと同じように、すべてのコンビニではなくても、コンビニはもうかなり店舗が多いですから、例えばコンビニの中にそのコーナーを、特産物というか地産地消でコーナーをつくるとか、こういう新たな方向性、視点が、この新年度新たにあってもいいのかなという気もしたりしていたんですよ。そういうことというは、この新年度の中で場合によっては補正もかかるかもしれないですけども、そういう方向は考えられませんか。 ○八木浩主査  次長。 ○野村(秀)環境経済部次長兼農政課長  地産地消の推進で先ほども申し上げましたように、若手農業者と高齢者の農業者もおりますので、地産地消推進協議会もありますので、その中でいろんな方法というのをいろいろ検討していきたいと考えております。  以上でございます。 ○八木浩主査  浜野委員。 ○浜野利夫委員  全体ではわかったんですけど、例えば具体的に、こういう発想が正しいのかわかりませんけど、いわゆる買い物難民を防ぎ、タクシー買い物をなくしていく。歩いて近くてコンビニというのは、利用価値があるのかなと思ってしたんですけど、担当課長だけでそんなことを今聞いて、どうにか考えをどうかといわれるのも酷かもしれないですけどね、一応、方向としてはそんなことはあり得ますか、不可能な話ですかね。 ○八木浩主査  小林部長。 ○小林環境経済部長  そうですね、先ほど申し上げましたように、やっぱり一定の供給側のきちっとした整備も進めながら、販路を拡大していくというのを考えていかないけないと思っておりますので。当然、市内のそういうお店についても、今後視野に入れながら供給側と十分調整して、拡大できるところがあれば拡大していきたいとは考えております。  以上です。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○浜野利夫委員  いろんな方法を、いろんな時代に応じたやり方で検討1年間。予算ですから1年間ぜひかけて、通して次年度何かにも結びつくものがつくれればと思います。ぜひお願いしたいと思います。  次に、195ページの農業用水路の浚渫事業の関係、ちょっとお聞きしたいんですけど、これも前年度同額で計上されています。以前にもちょっと聞いたんですけど、1つだけ先に確認したいんですけど、ここの農業用水路浚渫事業の委託というのは、農家組合に管理をゆだねている水路の浚渫を距離延長で予算化したという、こんなんで理解よかったですかね。 ○八木浩主査  次長。 ○野村(秀)環境経済部次長兼農政課長  指示はそのとおりでございます。 ○八木浩主査  浜野委員。 ○浜野利夫委員  ずっとこの間そうなんですけども、田畑が減って、農家組合自身ももうここ水は足らなくなったし、要らないという状態で。この何年来、農家組合自身がもう後水路、水を使わないからもう管理もできなくなって、高齢化も含めて、市のほうに返上するというのがどんどんふえていっているようにずっとこの間聞いてきてたんです。そういう水路も含めて、旧というたら旧農家組合の管理部門なんですけど、そういうところも一緒にこの中に入っているのか、そういう返上された時点でそれはもうなしで、現農家組合が管理している水路だけの浚渫なのか、どの範囲まで入っているのかちょっと目安としてはどういう形なんでしょうか。 ○八木浩主査  次長。 ○野村(秀)環境経済部次長兼農政課長  本市都市化が進む農地なんですけども、やはり田んぼとか畑がございますので、そこを流れる直線で結ぶことはできませんので、いろんな水路を使って、いわゆる生活の水路も使う場合もありますので、それをそこから農地に進みますので、すべてが農家が管理している以上のところの溝掃除とか、浚渫をしていただいて、水田、田畑を守るようなやり方でボランティア的なことも随時やっていただきます。きっちりここからここまではしないとかいう形じゃなくて、やはり農家の暮らしを守るために、また生活を守るために、いろんなところもお世話願っているというのが実情でございます。 ○八木浩主査  浜野委員。 ○浜野利夫委員  すみ分けというか、ちょっと区別をどないしているのか、ちょっと知っときたいんですよね。今の関係というのは、ここちょうど総産の中で、農家組合が管理にゆだねていた農業水路の浚渫ですよね。今言っていました、もともとそうだったけども田畑が水を引かなくなって、高齢化で管理もできなくなって、市に返すから市のほうでやってえなというこういうケースも用水路としてはふえていっていると。それもきれいに区切れないところも当然あると思うんですけど、市内全域ではかなり用水路があるんですよね。昔々は田に水を引いていた用水路を使ったけども、今はもう住宅街で生活雑排水は入りませんね、雨水中心のそういう水路としてずっと機能しているのがたくさんあると思うんです。それも水路はぴん切りですけども、深くていわゆる自治会的にも、地元でもほとんど胸くらいまであるのが結構あちこちありますからね。とてもそんなんできないと、お手上げだと、何とかしてえなという話もよく言われているんですね、こっちも。そういう意味で、そういう農家組合の管理と関係ない一般的な水路で、何とか浚渫せんなん部分というのは結構あるんです。今の農家組合の言われていた、ここはちゃんと予算化されてますよね。それ以外のところとのすみ分け、旧の農家組合管理のものも含めて、住宅街を流れていてもほとんど雨水中心なっている排水の用をなしている問題とか、こんなんは、例えば土木との関係でこういう話をしたがすみ分けしているとか、そんなのがあるのかないのか、ちょっとそこを教えてください。 ○八木浩主査  次長。 ○野村(秀)環境経済部次長兼農政課長  農政課は農家組合の関係を管轄しているわけなんですけども、農家組合、土地改良団体からそういった御相談があった場合、我々も現場に出向きましてどういう状況で使われているのか、確かに農業水路では機能していないのか、もうないのかいうことであれば、きっちりそういった廃止届もしてもらう必要ありますので、わからんということであれば我々も土木課と一緒に参って、市でやるべきことは市のほうでやらせていただいて、まずは、農政課のほうが窓口になって、いろんな調整をさせていただいているというのが現状でございます。 ○浜野利夫委員  わかりました、結構です。 ○八木浩主査  ほかにございませんか。  髙見委員。 ○髙見良一委員  済みません。まず、今、浜野委員の質問の中でも出ました担い手の話なんですが、193ページですかね、03のところで土地農業振興クラブですとか4つほど補助事業が入ってますが、予算審査特別委員会資料のほうの182ページに農業従事者の実態というところで、農家数が各週別ごとに5年ごとの推移数が入っています。この表によると、2000年から2010年までのうちに農家数が450軒から386軒、大体15%減ってます。それに対して、専業農家はふえているんですね、46から60に。片一方、兼業農家は275から180に減っている。これがちょっと不思議で専業農家がふえているのは、これは1つ僕が思ったのは、高齢化して兼業農家がサラリーマンを引退して専業になってはるのかなというふうに想像するのですけれども。その担い手をどう育てるかという観点で、この農家総数が10年間で15%減っているということ、逆に言うとじゃあ10年後、30年後どれぐらいに減っていくのかという、10年後の見通しなんかがあるのかということと、その専業農家がふえていることのちょっと理由をわかれば教えていただきたいです。 ○八木浩主査  次長。 ○野村(秀)環境経済部次長兼農政課長  農家人口そのものは減りつつございますけども、この中で専業農家の数が若干ふえてございます。3、4年前から若手農業者、いわゆる振興クラブの会員、専業農家で構成する仲間たちの人数がふえてございます。それは、単にお父さんが高齢者になったから定年を迎えた後継ぎだけではなく、50代とか、半ば40代の方もサラリーマンで事情ございますけども、お父さんまだ元気なうちに百姓をしたいということで担い手に加わっているケースも3、4人長岡京市ではございます。やはり、それは長岡京市の中で市街調整区域というのがぼんと固まっておりますので、農業が狭いながらもやりやすい、ここならやっていけるというようなところが反映しているんではないかということで、農政部門についても、やはり基盤整備が一番大事やということで考えております。それとやっぱりソフト面の地域のつながり、地域コミュニティといいますか、農業者同士のやはり連絡、コミュニティ、指導者も、農業指導士も、青年農業士も、女性農業士もございますので、そういった連携の中からやっぱり地域農業の発展をさせていきたいと。また、それについて地産地消も進めていきたい。それとまた、やはり地場産業がございますので、長岡の京都野菜と言われる全国に誇れるものがございますので、対外的にもそういったPRをしていきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○八木浩主査  髙見委員。 ○髙見良一委員  今の総農家数の話でいうと、やはりこれからより高齢化というのが進むスピードが急速に上がるので、やり方によっては10年後とか20年後の農家数の予測は出ると思うんです。ですので、なかなか大変かもしれませんけれども、ぜひそれを一度ざくっとでもシミュレーションしていただくと、10年後、20年後の長岡の農業ですとか、農業担い手がどうなっているのかというのがある程度見えてくると思うので、それはまたぜひ、機会があれば検討していただきたいと思います。今、回答の中で若手が比較的入ってきていると、40代、50代も入ってきているというのは、非常にいい傾向だと思うんですけれども、やはりこの新規就農をどうふやしていくかというのは非常に大きな課題だと思うんです。今朝も京都新聞に、亀岡が新規就農のための講座をやるみたいな記事があったと思うんですが、やはり3.11以降僕の周りでも農業をやりたいという30代の方がすごいふえています。この間も僕一緒に農地を見に、新規就農をしたいという人がいて農地を見に行ったんですが、最近よく言われるのが半農半Ⅹという若い人たちの新しい生き方というか、昔でいうと兼業なのかもしれないですが、ちょっと多分考え方が違って、週のうち半分は3日ほど、例えばデザインとかサラリーマンの仕事をしながら、週のうち半分は自分が食う米とか野菜とつくるみたいなそういうライフスタイルがかなりふえてきています。実際僕の友人でもそういうふうに始めた人もいるんですけれども、先ほどお話があった都市農業振興クラブとかに40代、50代が入ってきているという中に、新規就農の方、もしくは外部から転入してきて就農されている方なんかの例はありますでしょうか。 ○八木浩主査  次長。 ○野村(秀)環境経済部次長兼農政課長  新規就農者はおられるんですけども、それも家族が農業者であって、会社をやめて入っておられるというケースがございます。外部からの新規就農者は長岡京市ではございません。 ○八木浩主査  髙見委員。 ○髙見良一委員  ありがとうございます。僕がこの農業のことを非常に関心を持つのは、1つはやはりそういう自分たちが食べるものを自分たちでつくるというそういうことが、非常にやっぱり価値が見直されてきているということがあると思います。そういう意味で、地産地消ですとか食育非常に頑張っていただいているのは正しいことだと思うんですが、ぜひその部分は予算もぜひふやしていただいて、いろんな取り組みができる可能性をふやしていただけたらありがたいなと思っています。  もう1点、僕がこの農業を非常に大事だなと思うのは、これは市長もかなり強い思いを持っていただいていると思うんですが、やはり景観との関係。これだけ大阪と京都に挟まれて交通の便がいいにもかかわらず、これだけ緑というか、西山以外に田んぼや畑が残っていて、里山的風景が残されている。僕自身も実は長岡京でなぜ生活したいかと思ったかというのは、それがかなり大きな魅力として映ったからなんですけれども。先日もデータを出していただくと、長岡京市は60代よりも30代の世代が実は一番多いまちですよね。そういう意味では、子育てする世代も非常に多い。彼らや子供たちにとっても緑というのは非常に重要な要素だと思うんですが、そういう意味で調整地区とか生産緑地の土地をどうしていくかという問題は非常に大きいと思うんですけれども、景観との関係でこの農業支援ということについては、どのようにお考えでしょうか。 ○八木浩主査  小田市長。 ○小田市長  ここは農林水産業費の、日本は農耕民族です。で、かつ農は国の本と言われております。食糧の大半は農業が支えているということです。ということは、我々人間の生命を維持しているのは農業だと、こういうふうに思っております。そういった基本的な考え方のもとに、何とか農業の保全をしていきたい。優良農地の保全をしていきたい、こういう考え方をいたしております。そのためにはやはり農業に生活が支えられていることが基本であり。現実には農業で生計は立てられない。それはそうですよ、米1反つくるのは10万円ですから、1町つくっても100万円です。こういう1つ状況が今の現状であろうというふうに思ってます。そういった中で、農地をどのように保全をしていくのかということが一番重要だというふうに思います。そこで私は、今線引きをされた時点で、長岡京市は京都府の中で一番穴抜き調整区域と言われることが多い地域でございます。今里にもございます、井ノ内にもございます。等々穴抜きの調整区域が一番。この選択をされた当時の先人の皆様方に改めて私は感謝をいたしておりますので、そういった調整区域を含めて、よく言われます、緑ネット、水と土と里これをやっぱり長岡京市がどのようにこれから保全をしていくのかということが大きな課題ではないかというふうに思っております。またしいては、私は長岡京市がこれからまちとして生き残っていくための1つの大きな有用な点だとこういう考え方でございます。そういった意味合いでは、今、そういったことを形成していただいているのは、まさにまちの景観ということにもつながってまいります。しっかりとそういったことは一つお手伝いをしていただきたいというふうに思っております。ただ理想的におっしゃるように、今、TPPの問題が大きな課題になっています。まさにこれは自由化をしようとことです。それで生き残りがかけられるのかと。それから二つ目の、この市街化調整区域を含めた農地、優良農地をどのように保全をしていくかというのが大きな課題だというふうに思っておりますので、そういったことも含めて、里山、景観を見た対応を本市としてやっぱりできることをさせていただくという強い思いを私はいたしております。そういう前提に立って、今年度の、次年度の予算の編成をさせていただいたということを申し上げて、今、答弁にさせていただきます。 ○八木浩主査  髙見委員。 ○髙見良一委員  市長、ありがとうございました。今、市長からもまちの景観にとっても農地の保全が大事だというお話だったんですが、195ページの一番最後、02のところの市単土地改良事業506万、この部分について事業の概要、及びその中で今の農地保護ですとか、景観保護の観点との関係でいうと、どういう事業ととらえているのかというのを教えてください。 ○八木浩主査  次長。 ○野村(秀)環境経済部次長兼農政課長  その中で、今、市長がおっしゃられたように土地改良の補助ということで、やはり基盤整備が大事ということで毎年させていただいているんですけども、今回5件を計上させていただいているわけなんですけども、主にため池の修繕、回収が2件。ため池というのはやはり樋を抜いて揚水を排水して、水を入れますけども、そこの樋の回収がございます。そしてまた、かんがい排水、いわゆる水路の水漏れがございますので、狭隘ですので補修をさせていただくのが2件でございます。そしてまた、揚水機、ポンプですね、水をくみ上げるポンプが老朽化で配管の修理をさせていただくということで、それが1件。計5件をそういった老朽化の施設を基盤整備をして、維持管理を復旧するというものでございます。  以上でございます。 ○八木浩主査  髙見委員。 ○髙見良一委員  ありがとうございます。今の話だと、ため池とかかんがいが中心ということなんですが、やはりあの美しい田畑を見たときに、僕はいつも本当に長岡京に住んでいてよかったなと感じるんですけれども、あれが場合によっては耕作が放棄されている部分が多少はあると思うんですけれども、そういう耕作放棄に対する対策みたいなものというのは、この中ではできないのでしょうか。 ○八木浩主査  次長。 ○野村(秀)環境経済部次長兼農政課長  新年度に24年度に先立って、この3月補正で御審議をいただいているわけなんですけども、田畑のいわゆる水田がどうしても水がつかるということで、やはり水はけが悪いということで、急遽この今の3月補正の関係で暗渠排水2カ所。これは市内、先ほど市長が言いましたように、農業地がございますのでやはりそこの水はけをよくするために、米とか野菜とか水はけが悪いとつくれませんので、今回、耕作放棄地的な要素があったところを2件、急遽回収をさせていただいている状況でございます。それと、先ほど農業再生協議会の設立のお話をさせていただいたんですけども、その中で今、農業委員会を中心にいたしまして、もちろん職員も中に入って農地パトロール、いわゆる市内に少なからずも若干の放棄といいますか、なかなかできない田畑も確かにございます。それについては逐一農業委員会とパトロールをいたしまして、またそういったところについては、通知文書をこういうお宅さんのこういう状況ですので、早く改善してくださいよというような中で、協議をしております。また、できないところについては、農地銀行、農地バンクをつくっておりまして、そこで借りた人、やりたい人ということであっせんも現在させていただいている中で、今後もそういった努力をしながら耕作放棄地の改善に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○八木浩主査  髙見委員。 ○髙見良一委員  ありがとうございます。よくわかりました。今、農地バンクというお話が出ましたが、実は、僕が先日友人と見にいったその友人が新規就農を考えて見にいった土地も、京都府が今、いろいろそういう耕作放棄地というか、使われていない農地をどうやってさらに新規就農を図っていくかというような中の紹介の物件だったんですけれども、この農地バンクというのは、市独自で幾つかそういう物件データみたいなものが整理されているというふうな理解でよろしいんでしょうか。 ○八木浩主査  次長。 ○野村(秀)環境経済部次長兼農政課長  長岡京市独自で農地バンクの制度化をいたしました。それとまた合わせまして、従来から農地については貸し借りということで利用権を設定ということで農業委員会、農家組合を中心にそういった放棄で改善していただく土地について、農地利用権設定ということでその貸し借りの関係も随時契約してまいっておる次第でございます。  以上でございます。 ○八木浩主査  髙見委員。 ○髙見良一委員  ありがとうございます。あと1点、193ページの上から3行目の堆肥土壌づくり促進事業というので30万計上されてますが、これ私一般質問でもさせていただいている竹チップの堆肥化なんかとの関係でいうと、この補助金はどのように使われていますでしょうか。 ○八木浩主査  次長。 ○野村(秀)環境経済部次長兼農政課長  これにつきましては、堆肥土壌づくりということで、以前石油の高騰で化学肥料が高騰したことがあります。それの緊急という措置をさせてもらったんですけども、ここではナス部会、いわゆるナスに対する化学肥料を余り使わずに環境に優しいということで、堆肥分について補助をさせていただいているということでございます。  以上でございます。 ○八木浩主査  髙見委員。 ○髙見良一委員  ということは、竹チップとは関係ないというふうに今のところ聞こえたんですが、乙訓二市一町での竹のり活用の研究なんかと、つまりあそこでたくさん竹チップですとか竹炭肥料が、もみ殻燻炭を焼く施設でできていると思うんですけれども、あれが事業化の可能性があって、それがある意味この長岡京の野菜づくりの新しい僕は可能性だと思っているんですが、その辺で、ぜひこのあたりの補助金と合わせてそういうことを進めていっていただくことは可能でしょうか。 ○八木浩主査  次長。 ○野村(秀)環境経済部次長兼農政課長  以前、御案内のとおり竹チップについては、二市一町共通の課題ということで、市町会を中心に、我々農政課も参画しておりまして、今、試験的にやってございます。竹チップ、今おっしゃった燻炭も農家の御協力を得て整理をしております。一定、収穫が増収になったとか、品質が安定してきたとかいう試験結果を得られておりますけども、ただ、堆肥として市販するところまで至っておりません。我々もやっぱり、そういった循環型の農業を当然進めていかなくてはなりませんので、有効な竹を材料にしてそういった循環型の農業を進めて、いわゆる竹チップとか、いわゆる燻炭とか、今、試験的に乙訓支店の力を借りてライフセンターのほうで試験をして、農業者には無料でお渡しして、その試験の成果、上々の成果ということを聞いているんですけども、まだ、研究段階でございまして、将来的にはそういったその堆肥、これはリサイクル堆肥なんですけど、今、補助しているのは街路樹の剪定種とか、食品の汚泥とかを使った堆肥なんですけども、それも竹チップをまぜて、また燻炭をまぜてという試験も今現在しておりますけれども、まだちょっと商品のところまでは至っていないというところでございます。今後それをさらに進めていきたいと考えております。  以上でございます。 ○八木浩主査  髙見委員。 ○髙見良一委員  ありがとうございます。先ほど市長からもやはり農業だけでは生活が立てられない、これは僕も本当に深刻な問題だと思っていまして、今、市長からTPPの話もありましたが、やはりその自給率が下がっている根本的なところはそこだと思うんです。僕、一般質問でも農林業の6次産業化ということで提案をさせていただきましたが、やはりその補助金に頼らざるを得ない状況なわけですけれども、その形である限り、やはり農家はなかなか専業で生活をしていけないでしょうし、長岡京の農業が発展することも難しいわけですよね。そういう意味で、僕以前ガラシャの瞳というトマトのお話なんかも聞かせていただいて、やはりやればある程度成果は出るんだなということを思うんですけれども、そういう意味ではやはり補助金を受けざるを得ない状況ではありますけれども、やはりそこからどうやってビジネスとして農業が成り立っていくのかということをやはり真剣にチャレンジしていかない限り、もう農地はどんどん減っていく一方ですし、担い手も減っていく一方で、やはり最後は長岡京市のこの緑も全部宅地にならざるを得ないという状況はあると思います。そういう意味で、今、竹チップも無料で配布されているというお話でしたが、僕はやはりそこをどうやって有料にしても流通していくかというそういう価格設定も、やはり来年度以降はぜひ検討していただきたいと思いますし、そういう意味でこの補助金のあり方なんかもよく見詰めて使っていただいたらと思うんですが、その農業をどうやって業として成り立たせていくか。6次産業化というようなこともよく言われていますが、その点について何か御見解があれば伺いたいと思います。 ○八木浩主査  部長。 ○小林環境経済部長  一般質問でも答えさせていただきましたように、全国的にいろいろな農業者については、そういう独立した形で生産がいけるか、困難なところも大変多いとこ聞いております。うちの長岡京市の市内の状況も十分見まして、先ほどから出ていますように、若手育成をしながら、どんな形で事業化を図れるかというのもやっていく必要ございますし、先ほどから出ていますように、いろんな試験的に試行錯誤しながら活用できる分については商品化していって、それを収支の精算が合うような形で進めていくことも当然考えていきますので、それは今後、十分実情と将来を見ながら十分若手の方々もお話しさせていただいて、進めてはいきたいと考えております。  以上でございます。 ○八木浩主査  髙見委員。 ○髙見良一委員  ありがとうございます。やはり新規就農、若手の担い手これは多分ふえると思います。もう確実に僕の身の周りでもやはり原発事故を受けて、農業をやりたいという若者がふえていますので、ぜひそういう方々が長岡京市にもおられますし、片一方で先日京都新聞にも記事になりましたが、30代で野菜の流通ですとか、長岡京の野菜のブランド化ということを自分でリスクを取って、ビジネスとしてやり始めている人たちもいますので、ぜひそういう若い人の力をどうやって農業の政策の中で受け皿をつくっていくかということを、ぜひ総力を挙げて検討していただけたらと思っておりますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○八木浩主査  ほかにございませんか。               (「なし」の声あり) ○八木浩主査  なければ項1を閉じます。  次に、項2林業費について御質疑を受けたいと思います。ページは194ページから197ページです。  小谷委員。 ○小谷宗太郎委員  済みません。1点だけなんですけども、195ページの諸材料費増額内容、これは大きな防護さくをというイノシシ対策の大きな防護さくをつくる計画、2カ年計画ということを事前にお伺いもしているんですけれども、イノシシ被害も大分ふえているということも大分聞いていおります。ただ一定、西山の場合でしたら、京都市との連携というのもあるのではないかと思うんですけれども、長岡だけで済む話というわけにはいかないと思うんですけれども、そのあたりどうなっているかちょっと教えていただきたい。 ○八木浩主査  次長。 ○野村(秀)環境経済部次長兼農政課長  当然、広域有害対策というのも大事でございますので、従来から京都市と連携をしながら進めてございます。京都市のほうもちょうど24年度から長岡京市境をやっていこうということでございますので、本市としてもやはり京都市がされるとイノシシのほう、シカまた出てまいりますので、連携はしながら随時西山のキャンプ場周辺からずっと今、金ケ原までやっておりますのでそれを結んでいきたいということで、逐一京都市と連携しながら取り組んでまいっている次第でございます。  以上でございます。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○小谷宗太郎委員  具体的にこの2カ年計画は、そのもの京都市も同じく2カ年計画でという歩調を合わせた形の計画になっているんですか、それとも市単独ですかね、どちらですか。 ○八木浩主査  次長。 ○野村(秀)環境経済部次長兼農政課長  京都市のほうは平成24年度で、いわゆる大塩の周辺で今キャンプ場の北辺を囲むということでございますので、ずっとよしみね方面まで行くと思いますけども、今回の場合は、本市の場合は、京都市でされると長岡へ来ますので、まず京都市と一緒に合わせまして、京都市と防護さくを連携しながら設置して、長岡京市域は市独自の計画で、2カ年計画でできれば早い時期にやりたいと考えております。  以上でございます。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○小谷宗太郎委員  ぜひこの問題については、僕は本当に連携が大事であって、しかもこのさくが、ただ長岡京市内だけで閉じてしまうような形だったら、大した効果も得られないというふうに思っておりますので、ぜひそのあたりよろしくお願いいたしたいと思います。  次なんですけれども、この立石林道、西山林道整備が終わって今度立石林道整備に入るということで、今回150万と400万を合わせて550万ほど予定をしているということなんですけども、これはこの24年度だけですか。それとも何年かかけてということですか、ちょっとお伺いします。 ○八木浩主査  次長。 ○野村(秀)環境経済部次長兼農政課長  24年度だけでございます。  以上でございます。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○小谷宗太郎委員  整備の長さとかいうのはわかりますか。 ○八木浩主査  次長。 ○野村(秀)環境経済部次長兼農政課長  ここは立石からちょうど西のほうに上がる立石林道というところなんですけども、今、既存の道路がございましてそこは水はけが悪いし、路盤も軟弱でございますんで、今回640メーター総延長であるわけなんですけど、そこを路盤整備をしていく予定でございます。  以上でございます。 ○小谷宗太郎委員  以上です。 ○八木浩主査  ほかにございませんか。  浜野委員。 ○浜野利夫委員  今の195ページの有害鳥獣対策事業なんですけど、事業費は前年度から見たら倍近く増額と。これは今も出ていました諸材料費のところがほぼふえた分が大体増額分かなと。あとは、そんなに変わらないかなというふうに見たんですけども、ちょっと入との関係も含めてなんですけど、見ていて見落としかもしれないですけど、この新年度については国はなしかなと思って見ていたんですけど、府のほうは総合的に単独じゃなくて、総合的な対策費みたいに打っているかとも思うんですけども、そういう受けとめはよろしいんですかね。
    八木浩主査  次長。 ○野村(秀)環境経済部次長兼農政課長  諸材料費、ここでは494万5,000円計上しておりますけども、入も全額補助で10割でございます。  以上でございます。 ○小谷宗太郎委員  済みません、どこからですか、補助先。 ○野村(秀)環境経済部次長兼農政課長  受け入れは府なんですけれども、やはりその分府については、国庫がついてございます。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○浜野利夫委員  そういう形の国から。その中身なんですけど、結局うちの支出で対策費が出ているんですけども、府からの補助というのは総合的な名称が必要じゃなくて、総合的な対策費の補助になっていますけど、単価と言いますか、割合というかそういうのは決まってこの中に出てきているんですかね、この出の中身になることなんですけど。 ○八木浩主査  次長。 ○野村(秀)環境経済部次長兼農政課長  上限が金網の設置というのは、これはやはり長いこと持たなあきませんので、1メーターで2,300円という上限で、品質もやっぱりかなり20年、30年持つという材料でございます。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○浜野利夫委員  わかりました。よう言われますね、この前情報公開課でも資料を求めて、委託の中身を見せてもらったんですけども、防護さくにしても、鳥獣捕獲委託にしても、電さく費にしてもそうなんですけども、捕獲するには人が要りますね、人というか猟銃会ですかね。勇敢に威嚇せんなんし、防護さくにしてはそれを、電さくにしてもそれを設置する人が要りますよね。それが本市の場合は基本的についていない、というのが全市町村を調べたわけじゃ、確かめたわけやないんですけども、比較的北部のほうは結構違う委託の仕方をしているのがわかりまして、本市の場合は経過もあってかと思うんですけど、新年度そういう意味では予算計上は変わらないと。材料費は確かにふえてますけどね。それは、そういうことさっきの話じゃないですけども、担当課での事務事業、チェック制度なりをもとに新年度興業参加とした場合に、国なり、府なりの補助も含めてこういうふうに新年度行こうかと、捕獲委託にしても、防護さくにしても、電さくにしても打つ場合にこういうのが要るんではないかなという分は、最初の要求額と最低市長査定で出てきている分がそうなんですけど、変化は全然なくそのままストレートできたんでしょうか。端的で結構です。 ○八木浩主査  次長。 ○野村(秀)環境経済部次長兼農政課長  ストレートな予算でございます。今回諸材料費、現物支給で地元でやっていただくんですけども、それとは別個に北部でもやっているんですけども、別の予算の補助、緊急雇用委託のほうで国からまた別個にいただこうということで考えております。  以上でございます。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○浜野利夫委員  これは補正なんかで出てくる可能性があると受けとめたらよろしいんですね。 ○八木浩主査  次長。 ○野村(秀)環境経済部次長兼農政課長  これについては、いわゆるこの款違うんですけれど、労働費の中で別個の緊急雇用の補助がございますので、今そこに要望をしている段階でございます。 ○浜野利夫委員  はい、それはわかりました。それでさっきちょっと触れたことなんですけど、例えば、猟友会にしてもだんだん高齢化してきて非常に鉄砲を撃つ人が少なくなって、どこも共通していると思うんですけど、北部のほうへ行くと生活基盤の違いがあるのかなと思うんですけど、例えば、猟友会に委託する分を委託として本市のようにすると、それに加えて例えば、1頭につき何ぼとかいろんな違うきめ細かと言いますか、実際やるによし頑張ってほんならせっかくのやろうかというふうになるような予算を結構北部のほうではしているのがあったり、防護さくについても材料費、原材費は10割ですかね、出るにしても。そのときに、だれがするかと言ったら、みずからせんなんと。それもみずからするにしても、ほかにどこか頼むにしても、せっかくの防護さくの原材費があったら、それをやってもらえる費用的なものも一緒に入ってくればかなり進むかなという気がするんですね。実際は若い人がたくさんいて、何ぼでもやるでという条件でもないだけに、そういうことはあんまり考えも、他の自治体との北部との関係でいえば、そういう違いがあるのがわかったんですけども、そういうことはあんまり検討の余地というのはないのか、あんまり検討されなかったのか、そのあたりはどうでしょうか。 ○八木浩主査  次長。 ○野村(秀)環境経済部次長兼農政課長  先ほど言いましたように、防護さくの設置の材料費は全額支給をさせていただいて、そこの労力、人夫値については別の労働費のほうの雇用対策から引っ張って要求をしている段階でございます。そしてまた、地元、今、集落を回らせていただいているんですけども、やはりただ設置するのは、材料費無料で、やるのも何とかできるんですけども、ただやっぱり20年、30年維持管理をしていただくということになりますと、やはり設置してもやっぱりそれだけほっておいたらイノシシは来んのかいうことでございますので、ねじの緩みも、それから草がはえて倒木する可能性もありますんで、今、やはり20年、30年地元がやはりみずから率先して管理、維持管理していただけるようなシステムづくりを今、考えております。また、ここの17集落の農家団体があるんですけども、やはりそれだけではなかなかまとまらんということで、今、長岡京市では農家組合長連絡協議会という本部的なものが構成されておりますので、そこを中心になってこれから維持管理そういった方向性をつけてやっていきたいと考えております。それとまた、先ほど頭数について幾らかということの、捕獲すれば何頭ということでございますけども、確かに北部のほうでは、1頭につき1,000円とかそういうとこ思うんですけども、やっておられます。しかしそれが、やはりイノシシやらシカの乱獲になる要素もございます。そしてまた、それがゆえに、要するに捕獲を優先するがあまり死亡事故が発生したということで福知山も前例がございました。本市としてもそれではいかんということで猟友会については一定の積算基礎はありますけども、年間の委託費の中から努力をしていただきたいということで調整をしております。  以上でございます。 ○八木浩主査  浜野委員。 ○浜野利夫委員  大体はわかりました。今具体例を出したのは、1頭当たり何ぼというのは、それにも含めてというのはそれがいいかどうかわかりませんよ、ただそれこそ実際委託するときに、それは北部とこの辺と条件が違いますから、この辺では実際どういう状況があるので、これくらいの確保くらいが要るのかなというそれだけ必要であれば、委託する際にその範囲でやってもらって、いろんな後の捕獲した処理についてもきっちりできるようなそういう仕組みづくりが要るとかと思うんです。イコール1頭だけが何ぼというだけがすべてだと思いませんけど、そういうこっちの広域も含めて、この関係する地域でのそういう捕獲に必要な段取りとして、猟友会との関係では猟友会の人自身が安心してできるような、後の処理まで、いうような仕組みづくりを、新年度含めて検討をぜひしていただきたいということを、お願いしておきます。  終わります。 ○八木浩主査  ほかにございませんか。なければ。  髙見委員どうぞ。 ○髙見良一委員  いつも済みません。195ページの今の有害鳥獣のところなんですが、捕獲委託料50万8,000円と、広域有害云々で43万9,000円なんですが、こういう両方、猟友会への今ちょうどまさに先月末から猟友会でやっていただいているあれの費用の委託料ということでよろしいんでしょうか。 ○八木浩主査  次長。 ○野村(秀)環境経済部次長兼農政課長  上のほうの有害鳥獣は、本市地域のみでございまして、広域というのは大山崎、あるいはポンプ山を有する京都市そういった広域で一緒になってやるということで、場所が違いますので、よろしくお願いいたします。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○髙見良一委員  確か今回、何日かに分けて2月から3月に連続的にやっていただいていると思うんですが、あの分はポンプ山も天王山も入っていたと思うんですけども、その分、あの一連のこのひと月ぐらいの駆除活動の分でこの分両方というか、本市分とその広域分と使われるというようなイメージでいいんでしょうか。 ○八木浩主査  次長。 ○野村(秀)環境経済部次長兼農政課長  広域のほうは、いわゆる乙訓猟友会と洛西猟友会が組みまして、そこに委託をさせていただいてまして、場所は長岡京市区域から外れる、いわゆる先月は天王山でやりました。2回目については、大原のキャンプ場、それからその周辺ということでやります。3回目については、3月26日に野山一帯からそれから善峯石作町を行いまして、広域的に乙訓猟友会と洛西猟友会が合同でそういった西山周辺をやらせていただくという事業でございます。  以上でございます。 ○八木浩主査  髙見委員。 ○髙見良一委員  今、浜野委員からも捕獲頭数の話なんかもあったんですが、きのうも実は僕この話をある関係者としていて、じゃあとったイノシシとかシカは一体どこに行ってるんやろうと、みんなで食べてはるんかなと。僕も去年ですかね、シカのひれ肉をおすそ分けいただいて食べたんですけど、処分できない分は土に埋めてしまっているという話なんかも聞くんですが、その辺、この有害駆除をしたシカとかイノシシがどのようになっているか、もしわかれば教えてください。 ○八木浩主査  次長。 ○野村(秀)環境経済部次長兼農政課長  以前は、有害の許可の許可証の中で条件がございまして、いわゆる捕獲したものについては、埋設ということで自然に返すと、ですから山で捕獲したら山に返すということでやっていただいていたわけなんですけども、ただやはり長岡京市内の山というのはほとんど民間の山です、なかなか御理解いただくのも最近では不都合が生じてきたということで、一部については有効利用、おっしゃったように取った獲物を猟師が食べていただくというような許可の与え方もしております。  以上でございます。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○髙見良一委員  というのは、やはりこの動物たちもある意味西山の財産でもあると思うんで、昔はみんな食べていたわけですし、丹波なんかでは子供イノシシが本当グラム何千円で取引されるようなものでもあるわけですけれども、そういう意味では、自然に戻すという意味で土に埋めるというのもいいんでしょうが、何かこれを本当、西山からの自然の恵みということでより本当に活用していくというか、とった命を生かしていくみたいな発想があってもいいのかなと。僕聞いたのは、京丹後だったと思うんですけど、宮津だったかもしれないけど、たしか京丹後に要はこれと同じパターンでたくさんイノシシ、シカをとるんで、それをやはり販売流通させるための解体場を2億円ぐらいかけて府と市でつくったというような話を聞きまして、なかなかどれぐらいうまく稼働しているかあれなんですが、乙訓ではそこまでやる必要ないかもしれないですけれども、京都府との広域連携の中でそういう施設があるんであれば、何かそういうものを活用するような可能性もあるのかなと思うんですが、その辺はいかがでしょうか。 ○八木浩主査  次長。 ○野村(秀)環境経済部次長兼農政課長  長岡京市と北部とは条件も違いますけども、長岡京市は頭数はかなり20頭ぐらいですので、なかなかそこまで利用促進というのはなかなか無理でございます。よろしくお願いします。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○髙見良一委員  ありがとうございます。次にその2つぐらい下の、イノシシ被害防止電さくで55万2,000円なんですが、これ僕も先々週ですかね、金ケ原の竹林、竹切りにいっていろいろこの設置状況なんかも見せてもらってたんですが、片一方で猿渡政策監が去年京都府立大で切った竹を使った防護さくみたいなものを発表していただいていたのを拝見して、非常にいいやり方だなと思いましたし、たしか一般質問でも答弁の中でそういう紹介もいただいていたと思うんですけれども、この電さくは結局、鉄とかそういうものを使うんですが、それこそ放置竹林の解消ということと兼ねてそういう竹材を使った防護さくの設置あたりについて、現状を教えてください。 ○八木浩主査  次長。 ○野村(秀)環境経済部次長兼農政課長  現状、竹さくを設置した防獣体制は金ケ原の一部と、浄土谷のほうでやってございます。ただ、農地の所有者については、やっぱりタケノコを栽培するまでには、やはり何百本とか切りますので、それを利用して地元のみずから、所有者の方々がみずから防護さくということで竹を利用しているケースもございます。また、ここにいう電さくについては、いわゆる電気のさくですね、それを設置して、それと絡めて有効利用を図っているというところでございます。  以上でございます。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○髙見良一委員  僕は、竹の防護さくは結構いけるんじゃないかなと思うんです。というのは、今は山の中でああいうふうにやっていますけれども、実は、あの仕組みをよく研究してやれば、町中でもいろんなところに使えるのかなと。この市役所の玄関にも傘置きは竹でつくったものが置いてありますけれども、そういう可能性を感じます。というのは、先日北海道の下川町というところのその木材利用の例で、ここは小さい小さい三千数百人のまちなんですが、長岡京の数十倍の森林面積があって、やはりその木材でどうやってまちおこしをするかということをやっているんですけど、大きい丸太をくりぬいてそれを排水の土管に使っているんです。そんなことできるのかなと思ったんですが、結局丸太を中心をくりぬいてそれを木酢液、当然、木炭もつくっているんで、その木酢液にじゃぶんとつけておけばかなり耐久性が上がるみたいなことで工夫をして、下水の土管ですとか、あと、ガードレールなんかにも使っている例があって、長岡京市もせっかくああいう新しい竹の活用とこの鳥獣被害の対策というので発明をしていただいているので、ぜひ研究をもう少し本格化してもらえれば、非常にいいものができるのかなと感じておりますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  これに絡んで1点だけ、ちょっとどうしても去年から気になっているところがあって、去年の秋コスモス祭りを浄土谷でされましたですよね。あの土地結構広くて、段々畑みたいにもなっていて、芋掘りやとか、僕もいとこ汁もいただきましたけれども、あそこもこの防護さくをある意味ぐるっと結構な面積囲んでいただいているんですが、あそこは今後どういうふうに、農地のところで聞いたほうがよかったのかもしれませんが、せっかくこの経費をかけて対策をした結果、どういうふうにあそこを活用していくのかというのを、ちょっと教えていただきたいです。 ○八木浩主査  次長。 ○野村(秀)環境経済部次長兼農政課長  あそこについては、例年浄土谷の棚田を守る会というのがありましてそれを主宰に考えておりまして、例年コスモス祭りをしているわけなんですけども、いってそばも植えているわけなんですけどもなかなかイノシシ、おっしゃるように被害をこうむっている状況です。23年度、今年度、ぐるっと約1,700メーターぐらい囲んだわけなんですけども、来年の収穫する栽培づくりを楽しみにしているわけなんですけども、ちょっと先週イノシシが入ったということでがっくりしているわけなんですけども、ただ、やっぱり集落を囲っているわけなんですけど、谷がございますのであそこを何とかこう、イノシシというのは鼻でくっと掘りますのでそこの対策をやっていきたいなということで、農家の方もやはりこれから栽培が安心してできるということで喜んでいただいてますので、そういった形で努力してまいりたいと考えております。  上でございます。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○髙見良一委員  僕もあそこは非常に魅力的、駐車場もすぐありますし、親子連れで遊びにいくとか、グリーンツーリズム的な企画をやるのにも非常にいい場所だと思うんで、棚田を守る会の方のお考えも合わせて、ぜひ魅力的な農地づくりというのをお願いしたいと思います。  続いて、次よろしいですか。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○髙見良一委員  197ページの林業費のところですが、ちょっとまず基本的なところなんですが、一番上のこの里山エリア再生事業というもの1,000万強ですが、これはざくっとどんなところにどのように使っているか教えてください。 ○八木浩主査  次長。 ○野村(秀)環境経済部次長兼農政課長  里山エリア再生事業委託料というのは、西山の800ヘクタールほどあるんですけども、そこの森林を整備したということで、24年度は約15ヘクタールを浄土谷を中心に整備をしていきたいと考えております。  以上でございます。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○髙見良一委員  ありがとうございます。これは西山協議会への分も含まれているんでしたっけ。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○野村(秀)環境経済部次長兼農政課長  ここの分については、市の事業ということで西山推進協議会と別個の予算立てでございます。  以上でございます。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○髙見良一委員  次に、その下の森林病害虫の委託料ですが、これカシナガ対策ということと理解しているんですが、何本分くらいと思えばよろしい、わからないですか。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○野村(秀)環境経済部次長兼農政課長  御存じのように西山で秋でもないのに赤く染まっているということで、非常に被害をこうむっています。今回、前年度、23年度もさせていただいたんですけども、今も3月の関係でやっているんですけども、新年度、多くあるんですけどもその中で、倒木とか人家に危害がこうむるようなところ、約40本くらい当初予算では考えております。  以上でございます。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○髙見良一委員  ありがとうございます。結構今のカシナガの対策はかなり薬品代とか人件費がかかりますし、たしか1本1万円以上かかるのかなと思っているんですけど。あと、やはりその薫蒸のためのビニールをかぶせるというのがどうしても景観上ちょっと僕はあんまりよくないなと感じていたところ、多分御存じだと思うんですが、この間西山協議会の中でカシナガホイホイをサントリーさんが紹介されていたと思うんです。アース製薬がつくったとおっしゃっていましたが、これが多分夏までには発売されるようにおっしゃっていたんで、あれだとワンシート500円で、多分1本の木に3枚か4枚張りつければぐるっと胴巻きするような感じですけれども、あれでいけばかなりコストも下がりますし、手間賃も減るような気がしますが、ぜひご活用いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○八木浩主査  次長。 ○野村(秀)環境経済部次長兼農政課長  本市のほう、薫蒸処理で薬を使ってビニールを巻くということもやってございまして、御存じのように先般、西山推進協議会のほうでサントリーさんの天然水の森の関係もあって、そのゴキブリホイホイというかカシナガの関係のホイホイというんですけども、それが発売されたということで、虫を引きつけるんですね。逆に今、枯れた木がございますので、それに胴巻きして飛び立たないように、伝染病予防ということでサントリーさんといろいろ研究しながら、ぜひ試してみたいということで考えております。よろしくお願いいたします。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○髙見良一委員  続いてその下の立石林道ですが、先ほど640メーターということでお話がありましたけれども、ここも非常に市長の思いが強い部分の予算だと思うんですが、サントリー天然水の森との関係の中で、僕も必要な事業なんだろうと理解をしてます。こういうある意味森林整備の基盤整備を進めていって、サントリーさんとも協力体制の中で、西山協議会で取り組んでいくと。今回サントリー天然水の森が60ヘクタール、30年という非常に大規模なものですね。かつ、経年的に整備をしていただけるということで非常にすばらしいプロジェクトだなと思ってます。そこでやはり私たちの立場として考えなきゃいけないのは、そういう非常にいい取り組みをよりどうこの長岡京市に還元していくような仕組みをつくるかということだと考えてます。例えばせっかく道をつけて、最初の数年間は恐らく調査メーンだと思うんですけれども、当然伐採もするわけですよね。ではその切り出した材というのがどうなっていくのかと。私も一般質問でもさせていただきましたが、やはり、長岡京産の材を公共施設に使っていくというような基本方針もつくられているわけですけれども、この立石林道の整備の結果、西山の森林整備がよりスピードアップすると。その中で、たくさん材も恐らく出てくるだろうと予測するわけですが、その出した材の活用ですとか、逆に言えばその材をやはり環境教育的に西山に親しみを持ってもらうための活用ですとか、そういう部分に関してのお考えがあれば、お聞かせください。 ○八木浩主査  次長。 ○野村(秀)環境経済部次長兼農政課長  サントリーさんの御協力、御理解を得て、天然水の森約60ヘクタールをしていくわけなんですけども、やはりその水源涵養ということが大事ですので、そしてまた、干ばつも当然ございます。あそこについては、いわゆる天然林が多ございます。人工林じゃなくて天然林、うっそうとした茂っているところが多いんですけども、それもやはりもともと地元の地権者の所有財産でございますので、その材の利用、当然こちらも考えなければいけませんけども、公共の材の利用の推進計画も立ててございますので、今後そういった方向性で西山推進協議会、サントリーさん、市といろんな協議をした中で、どういった方向性を進めていくのか具体的にこれから県と計画してまいりたいと、考えておる次第でございます。よろしくお願いいたします。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○髙見良一委員  ありがとうございます。ちょっと非常にざくっとした話なんですけれども、私その西山の材を使って、つまりこの長岡京市の魅力である西山というものをどうやってこの長岡京市のまちの魅力につなげていくかということで、ブランディングという考え方をもっと導入したらどうかということを一般質問でもよく言わせていただいているんですが、そういう意味で、サントリーさんはやはり飲料メーカーの中でも一番ブランディングがすぐれている会社でもありますよね。僕もサントリーさんの広告とかCMは非常にほんとうにいつも、たくさん賞も取られているし、実際いいものが多いわけですけれども、やはりそういう意味では、サントリーさんのそういうブランディングに対するソリューションというか、そういうものを逆に長岡京市のこの西山の森林整備にも使っていただくような何かそういう発想もあるのかなと。つまりサントリーと長岡京市が一体になってあの西山を整備していく中で、改めて森林の魅力ですとか、木材とか、竹の魅力みたいなことをもう一度再発見していくような、いろんな何か仕掛けとか、ものづくりみたいなものができると、僕は何か30年という今回の契約というものの中で、何かできるんじゃないのかなと考えてますので、ぜひそうやって、どうやってこの地元にあのプロジェクトの結果を還元していくかということを考えていただければと思います。  続いて、あと1つだけよろしいでしょうか。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○髙見良一委員  その二つ下の、研修参加費というので、ちょびっと2万円ですか上がってますが、今回京都府が農林大学校をつくられますですよね。あの辺、あの学校区のかかわりみたいなものは、この何かそういう研修的なものにも出てくるのかどうか、あれば教えてください。 ○八木浩主査  どうぞ、次長。 ○野村(秀)環境経済部次長兼農政課長  ここの研修寮は京都府立の林業大学ということで、この4月から西日本で大きく初めて開校されるところでございます。それで今、メニューを見ているんですけども、森林林業課という専門のコースはあるんですけども、市の職員とか、対象にするのは、いわゆる研修参加型という形で、できれば西山を整備していく関係で、そういった知識の習得に際しましてそういった研修の参加をしたいということで、今回提案をさせていただいたところでございます。 ○髙見良一委員  ありがとうございます。 ○八木浩主査  いいですか。ほかにございませんか。               (「なし」の声あり) ○八木浩主査  なければ、項2を閉じます。  次に、第7款商工費について説明をお願いします。  部長。 ○小林環境経済部長  続きまして、款は変わりますが、款7商工費、項1商工費、目1商工総務費でございます。予算額5,274万1,000円で、前年度に比べまして66万3,000円増額になっております。この主な内容は、職員人件費によります増額で、そのほかの項目については大きな変動はございません。  次のページをお願いいたします。目2商工振興費、予算額8,298万2,000円で、前年度に比べまして1,030万7,000円の増額になっております。  備考欄710の01融資関係補助事業につきましては、景気の低迷も含めまして中小企業の融資が増加しております。それに伴いまして、預託金を750万増額いたしまして、4,600万にし、また、保証料、補給金も118万5,000円増額の、267万円として計上しております。  次に、03商工会支援事業でございますが、ほぼ前年並みで計上しております。  次に、04商店街環境整備事業では、セブン商店街と、長岡天神駅駅前の相互会がLED設置をされるということで、補助金を打ちます。それが前年度よりも239万4,000円増額となり、275万6,000円を計上しております。  その他の項目については、大きな変更はございません。
     次に、目3産業文化会館費でございます。予算額2,216万4,000円で昨年度よりも10万3,000円減額となっております。光熱水費と、維持管理経費の減額でございます。  次のページをお願いいたします。目4観光費、予算額2,128万3,000円で、昨年度より357万2,000円の増額となっております。その主なものといたしましては、その下、08の八条ヶ池周辺維持管理事業におきまして、済みません、次のページでございますけども、修繕料で八条ヶ池の水流機補修費などを含めた修繕費170万を計上いたしました。また、八条ヶ池の水上橋の抜本的な見直しを図るため、調査設計委託料として285万円を新たに計上したところでございます。  そのほかの項目については、大きな変更はございません。  1つ飛びまして、目6観光案内施設費でございます。1,109万9,000円で、昨年よりも2万8,000円の増額でございます。  備考欄をお願いいたします。新たに加わりましたのは、市営駐車場等の使用料2万8,000円でございます。  以上が主な内容でございます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 ○八木浩主査  説明が終わりました。まず、項1商工費のうち、目1商工総務費から目3産業文化会館費までの御質疑を受けたいと思います。ページは196ページから201ページです。  小谷委員。 ○小谷宗太郎委員  済みません。198、199の企業立地促進助成事業のことで、企業立地促進条例、以前議論もあったものなんですけども、あの条例以上の面積のその後の新しい会社が入ったとかというふうな動きというのは、あるんですか。 ○八木浩主査  どうぞ、課長。 ○山田(勝)商工観光課長  実は、平成21年8月ぐらいにある飲食関係の工場の相談が京都府を通してございました。ちょうど住友セメントさんの旧、今現在、帝産バスさんの南側をどうかなという御相談がございましたんですけども、地下水の取水制限の問題と、それと地主の住友セメントとの用地買収の交渉が成立しなかったということで、その分については頓挫したという状況でございます。今現在、それ以降の新たな相談等についてはございません。  以上でございます。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○小谷宗太郎委員  3年ちょいぐらい眠ったままということなんですけれども、実際もうほとんど長岡京市にそれに該当する土地、そのもの自体がもうほとんどなくなってきているかというような問題点もあるかと思うんですけども、それらについて具体的にここを見直すとかいうような考え等ありますかね。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○山田(勝)商工観光課長  実は、平成24年度から京都府からの権限移譲について、工場立地法が移譲されます。その分についてはおおむね工場の増床、あるいは減床。そしてまた、緑化対策等々の届け出義務の受理ということで業務がありますんで、その兼ね合いから、企業立地促進条例につきましても、一定継続した中で、地元企業への働きかけによります雇用喪失。そしてまた、税金等の収入に役立つような形で今現在考えております。  以上でございます。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○小谷宗太郎委員  やはりこれは需要と供給の問題もありますし、僕は一番考えていかないかんのは、その場所の問題だとは思うんですけれども、やっぱりそういったもので兼ね合い等があるんで、これを機会に一つ見直していくのも、一定必要なんではないかと思っておりますので、ぜひ御検討いただければと思います。  以上でございます。 ○八木浩主査  ほかにございませんか。  浜野委員。 ○浜野利夫委員  199ページなんですけど、中小企業融資利子補給、保証料補給の関係。これは事前にも、前年度対比の関係を含めて背景をお聞きはしたんですけども、結局保証料3分の2が2分の1に結論的には戻ることになったんですけど、3分の2というのは、何年間結局あったんですか。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○山田(勝)商工観光課長  平成21年度から23年度までの3年間でございます。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○浜野利夫委員  毎年商工会からも要望が出ていますよね。この新年度、24年度に向けた要望も拝見させてもらったんですけども、やっぱり自営業がかなり経営上も苦しい状態は共通しているあれで、努力してはるけどもなかなかふえた分が減って、全体としての加入数もなかなかがっとふえていかないという大変さも聞いたり、言っておられましたんで、そういう状態の中で、融資はふえているとこの不況の折。そういう流れから言って、どういう検討をされて、せっかく緊急雇用対策の関係とかあって、予算をそちらに使われた分もあった面もあっかと思うんですけど、せっかくやられてきていて、そういう状態も把握されながら、新年度に保証料2分の1に戻すということが、融資をさらに見込んでいる分がさらにふえていくとか、そっちで頑張るかにつながるのかなと不安を感じるんですけど、その辺はどういうふうに見てはります。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○山田(勝)商工観光課長  そもそも保証料の考え方でございますけども、中小企業の方が金融機関から融資を受ける際に、公的な保証人といたしまして保証協会にその保証料をお支払いします。保証につきましては、借入者が例えば、経営不振とか倒産によりまして返済できなくなったときに代弁済というのが発生しますので、そのための資金として保証協会がいわゆる保険代みたいなもので、本来本人さんが負担するべき保証料ということで、まずは考えております。  その中で、今回2分の1に戻したということで、背景でございますが、まず1点目は、よその市の保証料の普及率が2分の1が大半でございます。  それと2点目は、23年度から利率を2.8から2.0%に落としまして、借り入れやすい環境整備を整えました。  それと3点目は、本市の場合の利子の補給期間が5年間ございます。よその市の場合は大体2年から3年ということで、5年間ということは逆に考えましたら、その分の返済の軽減につながっている。また、うちのほうからの利子の補給期間も5年と長うございますので、そういった分での配慮をさせていただいております。  そして最後に4点目は、財政的な部分で例えば、保証料が仮に30万かかった場合もし3分の2であれば20万補給しないといけませんけど、2分の1になったら当然15万ということで、その差額の5万円が仮に24年度50人ほどもし保証料申請された場合は、250万の財政的な負担がかかるということで、トータル的に今、4つの視点の中で最終的に2分の1に戻させていただいたということで、御理解いただきたいと思います。  以上です。 ○八木浩主査  浜野委員。 ○浜野利夫委員  経過をちょっと確認させてほしいんですが、今言われたようなお話というのは、当初の所管のほうで最初からそういう設定だったのか、第一次査定とか、市長査定で変わったのかという、その辺の経過はどういう状態やったんでしょうか。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○山田(勝)商工観光課長  一応、原因課のほうで当初からこういう形で案を持っておりまして、最終市長査定で決まったものでございます。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○浜野利夫委員  府下、きれいに全部確かめたわけじゃないんですけども、向日市なんかと比べたら、運転資金も設備資金のほうも上限が高いと思うんですね、本市は。ところが、城陽、宇治、久御山あたりでいけば、運転資金2,000万、それから設備資金3,000万という設定なんですね、上限。確かに今、課長が言われたずっと流れとかいって理解はするんですけども、やっぱりちょっとでも何とかたくさん借りたい、少なく返したいみたいな、実際営業する側にとってはそうなると思うんです、返さんならんのは当たり前でも。でも規模的に、宇治とか城陽というのは人口規模の関係も、特に宇治は人口規模は違うと思うんですけど。久御山なんて小さいまちですよね、そういう意味では。いろんな営業所とか、事業所の設置の条件も一律に比較はできないんですけど、以前にも言われたことがあって、長岡まだまだ上限が低過ぎると、本気で融資して何とか企業を支えるといいますか、やろうと思ったら、もう少し額が必要違うかと言われたことあったんですけど。そういう意味から今の上限の問題もそうなんですけど、運転資金と、設備資金の上限の問題。あるいは、今のせっかく本市がほかの分を活用したとはいえ、3年間3分の2、保証料とのやってきたのは、結果的にはそうやって2分の1に新年度からせんなんということとの兼ね合いで、そういう事業主から見たら、いや長岡はどこまで考えてくれるのかと、ちょっとしたことかもしれないですけど、全体の状況が確かに、課長がやったことは全然理解できないわけではないんですけども、運転資金なり、その上限を、設備資金を上げるとか、あるいはその利子補給は単独になるけれども、3分の2で、保証料のほうはもう少し続けるとか、地域経済的にもうちょっと動いていって、大丈夫というところまではそういう段取りをしようかというのは、予算査定まではこうだったわけですけど、予算提出までは。以後新年度を含めて、そういう上限の問題とか、保証料の問題で検討していこうかというのは、全然担当課でも、部の関係でもないんでしょうか。 ○八木浩主査  どうぞ、課長。 ○山田(勝)商工観光課長  一応、融資の考え方につきましては、いわゆる緊急的な一次資金ということの借り入れの金額になりますんで、今おっしゃっているような内容の中での設備資金につきましては、融資期間が7年間ございます。運転資金は、一応、5年間と。それぞれの制度とも上限が800万と。仮にこの800万を例えば、宇治市さんとかのような2,000万とかにする場合は、当然、取り扱いの金融機関さんに、預託金を今現在預けておりますので、その預託金の増加ということも考えていかなあきませんし、一方では、京都府サイドのほうの融資制度が大変内容的にも充実しておりますので、おうえん融資とかたしか1,250万ほどあったと思うんですけど、そういった中での制度利用を活用される方が大変多うございますので、あくまでも本市の場合につきましては、従来どおりの800万、運転資金が5年、設備資金が7年で、保証費は先ほど申し上げました内容で、再度2分の1に戻したいという気持ちで変わりはございません。  以上でございます。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○浜野利夫委員  それで結構ですとは言いませんけど、一応、言うてはることは聞きました、というふうにしておきます。 ○八木浩主査  浜野委員、融資関係以外のこと、今、触れはる、これからいうのは。 ○浜野利夫委員  商店街のにぎわい。 ○八木浩主査  でしょう。ほかにもまだ資料見てはるしね、府議会いったら。これ見ている範囲では、まだ観光費もありますし、この辺で休憩を取ってよろしいでしょうか。どっちみちこれまだございますし、午後かかると思いますんで、午後1時まで休憩を取りたいと思います。              (午前11時52分 休憩)              (午後 1時00分 再開) ○八木浩主査  休憩を閉じ再開いたします。  浜野委員。 ○浜野利夫委員  199ページなんですけども、商店街のにぎわい創設とか生き生き商店街、商店街街路樹維持、商店街の環境整備と、幾つか並んでまして、前年度対比も見ていたんですけど商店街の環境整備というのは、額がふえているのは中身も事前に聞いてはいるんです。それぞれ見ながらちょっとお聞きしたいんですけども、これ全部商店街という集団というか、組織ですよね、全部この。一言で言うならば、商店街の環境づくり、条件づくりだなという理解をしているんです。これはこれで当然、大事なことなんですけども。ただ本市に限らずなんですけど、こういういろんな行政が商店街、いろんな補助とか援助はやっているんですけど、にもかかわらず全国的にもシャッター通りみたいなところがなかなかなくなっていかないという、あると思うんですね。そういう関係から、商工会の補助もそうなんですけど、それぞれ国庫のいろんな小規模で、家族中心の営業をしているいろんな事業所というか商店とかのそういう把握みたいなことは、何か手だてというのは、毎年取られているのかなと気もするんですけど、これはあくまでいろんな商工会の補助を含めて、今、商店街の支援でいろいろやっているんですけど、これ通してそこから聞く把握なのか、個々に観光商工課としてそういう個人の営業の状態とか、そういうのはつかむような仕組みとかあるんですかね。 ○八木浩主査  課長。 ○山田(勝)商工観光課長  一応、各商店会さんのほうからは、年度末に各事業の実績報告をいただくときに、会員名簿がついておりまして、今の各商店街のちょっと私手元には会員数持っておりませんが、そういう形の中での把握はしておりますし、一方、商工会さんのほうにつきましては、適時私のほうが会員数今、どれぐらいあるやいうことの情報は収集させていただいております。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○浜野利夫委員  先ほどちょっと聞いてました中小企業の振興の融資の利子とか、あるいは保証料の関係でいろんな、経営する事業主へのいろんな援助になりますわね、融資というのは。今のは言うたら、商店街全体に対する支援ですよね。これは両方とも大事なんですけども、実は、これ以外にないのかなというのがお聞きしたいあれで、今後も含めて、私知っている商店が2軒廃業したんです。共通して言えることは、やっぱり高齢化と後継ぎがいないというのが大きな共通点だったんです。それ以外でも、融資は先ほどもっと高いところもあるのでという話もしたんですけど、運転資金と、設備資金は800万上限としても、それを目いっぱい仮に融資を受けたとしても、今の高齢化後継ぎがいない関係で返済のめどが立たへんということで、手が出ないという要素も一方であったんです。別の理由でやめんなん、廃業せんなんということもあったんですけども、そんなような状態が現実にあったり、例えば商工会に入ってはる会員の方でも、ずっと離れて孤立といったらおかしいですよね、商店街でないところにぽつんと店を構えていて、非常に商店街にはいろんな条件づくり、支援されているけど、自分とは離れているので全然メリットないんやと言って、商工会の会費だけ払ってんねやみたいなことをストレートに言ってはることがあって、実際はそういう支援というのは難しいと思うんですね。商工会に入っていても、離れているから具体的な支援しようがないというそういう大変さを訴える方もおられたし、商店街、商工会も毎年加入があっても抜けるところがあったりで、なかなかざっと広がっていかないというそんな状況もあると思うんですね。そんなんで、先ほど二つ目に上げたんですけど、個々のそういう、会員数とかちょっとここから上がってくると思うんですけど、その中身になっている増減になっている、いうたら廃業なら廃業の理由とか、新たに店を立ち上げてスタートするときに、こんな思いでスタートしたとか。実際、営業状態といいますか、客の出入りとか含めて、そういうのは大体どういうふうに変化しているかというのは、こちらにストレートに様子がピンポイントでも幾つか、抽出でも、そういう仕組みは今後要るのかなという気がするんですけど、そういうことは余り、新年度予算では融資以外は出ていないんですね、個々に向けた分というのは。そういうことは、今後は必要はないんでしょうかというのを、考え方なんかをちょっとお聞きしたいなと思っておりますけども。 ○八木浩主査  課長。 ○山田(勝)商工観光課長  商工会サイドのほうで、いわゆる経営支援員さんが5名おられますんで、その方々で随時各会員さんのお店とかには訪問されて、そこでの経営実態とか、あるいは今の融資も含めていろんな相談を一つされているのがございます。私どもも横の連携という中で、機会があるごとに商工会に出向きまして、そういった経営状況とかの情報交換はせていただいております。それとあと、個別のお店に対してのそういった支援ということもおっしゃっていると思うんですけども、一方では、商店会としてのにぎわい創出補助金とか、生き生き商店街補助金でそれぞれの商店会の活性化、にぎわいづくりということで取り組んでいただいて、それが結果的に各お店への利益の向上につながっている部分。それとまた一方では例えば、平成22年度からプレミアム商品券を、市の特別事業補助金を活用されて1億1,000万スタートされたと。平成23年度は、6,600万の商品券で、今現在、ちょうど昨日が販売期間終了になりましたけども、そういった中で、今回登録が百七十たしか三点あったと思うんですけど、大手スーパーも含めてそれぐらいのお店が登録されているということは、それぞれのお店でのまた、販売促進にもつながっていっていると、ただそれが、個々のお店によってはやはり売り上げの増減があるとは思いますけども、ひとつのそれがきっかけになっているというふうに認識しております。  以上でございます。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○浜野利夫委員  不況状況はなかなか簡単に出し切れずに、個々の営業サイドから取ったらなかなか先が見えないという状況があると思うんですけど、先ほど2つの廃業のケースをちょっと紹介していたんですけども、いわゆる営業する側のニーズとか思い、あるいは見通しというのは、どういうふうに見ているかというのを、直接行政としてつかめるパターンというのが幾つかあってもいいかな、要るのかなという気がするんです。統計上は出てきますよね、ある分野ごとでどれだけ業種なり、店があるかというのは。規模も出ています、統計上は。その中から、よくある無抽出でアンケートをとるケースがありますよね、あるいはもっと具体的に言ったら行政サイドで、分野とか業種というのは結構はっきりわかりますから、商店街を通してゆだねるほうかもしれませんけど、直接各業種とか分野で、全部がもし無理、全部というのもあってもいいかなと思うんですけど、1回ずっとアンケートを実態把握ということで、か、抽出してそういう状況を把握してニーズなり、先の見通しをどうしているのかということで、さっき例を挙げました高齢化による後継者がなかなかない、自分らで店を閉じんなんとかいうことの、先じゃあどういうふうにつないでいったらいいのかという、ある意味で商店街のシャッター通りをつくらないための、本市独自の状況に合わせたあり方というのも、将来検討が要るのかという気もするんですけど、そういう抽出かどうかは別にしても、そういうアンケートを直に、そういう様子を業種や分野でつかんで、新年度もそうですしそれ以降の商工部門の政策づくりといいますか、そっちに生かしていくというそういう意味で、そういう把握するためのアンケート形態とか、そういうことは新年を通してでも考えられないかなと思うんですけど、そういう方向性はいかがでしょうか。 ○八木浩主査  課長。 ○山田(勝)商工観光課長  一応、個別のお店に対して直接私どもがアンケートをするとなった場合、やはり漏れとか、そしてまた、全部を把握するのは限界があると思いますんで、例えば各商店街の母体であります商店街連絡協議会とか、そしてまた、今の商工会さんとも相談しながらそういった状況把握については、今後また研究していきたいというふうに思います。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○浜野利夫委員  もちろん商工会等を通して、そういう連携しながら相談してもらったらいいかと思うんですけど、あくまで商工会としての任意の団体ですよね。行政が市域全体で商工を進めている立場からは別個そういうルートをつくって、生の声も把握できるような仕組みみたいなものは、ぜひ考えていてほしいなと思いますけど、一応、要望しておきます。  もう一つ、先ほどの融資との関係で、同じような関係でもう一つ直接個々にという関係で、いろんな言い方をしていたんですけども、言葉で言ったら小規模契約制度が登録制度みたいなことを言ったんですけども、なかなか長岡で店を構えているところでも、全部こちらに頼って登録しないというケースも実際多いんですね、登録業者の1割未満ですね、地元というのは。現状続いてますのでそういう意味でも、管財的な視点じゃなくて商工の視点から、いろんな法の関係もあって単純にできないとかあると思いしていたんですけど、いろんな物品とか、役務とか含めてそういう市の予算で地域経済になるようなそういう個人に対するというか、個々の営業に対するそういう仕組みづくりというのも、その中で商工の視点から考えていけないかなという思いも持ったりしているんですけど、そういうのは検討する方向というのは、あんまり考えてないですか。物品を要するに地元の登録していなくても、別途制度をつくって、地元の業者に全部物品を購入したりというのをどんどんふやしていくというか、そういう方法もありうると思うんですけど。 ○八木浩主査  課長。 ○山田(勝)商工観光課長  一応、各課におきましてのいわゆる消耗品的な部分については、当然地元の企業さんでの購入ということで取り組んでいただいておりますし、また、私ども例えば年末になりました場合のいろんなお金の出入りが多くなる時期には、市のインフォメーションで地元の企業さん、そしてまた、地元の飲食店さんでお金を使ってくださいという形のPRもさせていただいております。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○浜野利夫委員  ここでやめておきますけども、とにかくそんなんで、市の組まれた予算消耗品を含めて、各いろんな毎年出てくる消耗品を含めた材料費とかいろいろあると思うんです、事業費の中で。そういうのをできるだけ地元の長岡京市域にあるいろんな業者あると思うんで、そこでできるだけ賄えるような、注文するという形をいろんな工夫をしながら、ぜひ検討は続けてほしいなと思いますので、要望しておきます。  終わります。 ○八木浩主査  ほかにございませんか。               (「なし」の声あり) ○八木浩主査  なければ、目1から目3までを閉じます。  次に、目4観光費及び目6観光案内施設費について御質疑を受けたいと思います。ページは200ページから203ページです。  どうぞ。 ○黒田基委員  203ページの八条ヶ池水上橋調査設計委託料について伺います、はバブルの残滓が残る平成5年に、中堤の拡幅と同時に、三工事合計4億5,000万の予算をかけて総ヒノキづくりでつくられています。これは私も一般質問で触れさせてもらったんですけども、それで先般に外の防音壁の説明会があり、私は参加させてもらったんですが、そのとき、ガラスアクリルスチールなど複数の素材が提示されていますが、水上橋に関しても材料面の検討が必要と思われますが、設計委託料に材料面の考慮が反映されているのかどうか伺いたいと思います。 ○八木浩主査  課長。 ○山田(勝)商工観光課長  一応、設計委託料につきましては、今回285万円ということで、中身でございますけども、一応、まず、調査する指標といたしましては、目視点検、目で見る点検。それと打診点検、打ったりして見る点検。それと、千枚通しみたいなんで差し込んで点検。それと、触診点検、手で触って点検をボートを浮かべてやる予定になっておりまして、それで結果的にそれで次の展開でどういった形の改修が必要であるかという話になってこようかと思います。やはり低コストでやっていきたいなという思いがある中で、例えば手すりを今まで材質があるんですけども、例えば、偽木みたいな手すりやったら安くて耐久性があるとか、床の総ヒノキのヒノキの部分をまた違う材質にしたら安くなるとかいうふうな手法を考えた中で、工事の青写真を描きたいと、その材料はその段階でまた調整といいますか考えていきたいというふうに思っております。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○黒田基委員  これ、さっきの今の話では、調査に関してはわかったんですけども、ここで項目が調査設計委託料になっているんですけど、設計まで踏み込んだ予算ということと考えてよろしいんですかね。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○山田(勝)商工観光課長  そういうことでございます。 ○黒田基委員  わかりました。ありがとうございます。 ○八木浩主査  ほかにございませんか。  どうぞ。 ○浜野利夫委員  201ページの観光戦略プラン管理事業の関係でちょっとお聞きしておきたいんですけど、これは前年度同額、管理事業としていわゆる事務経費だけかなと思ったんですけど、この関係は提出予算いくまでの経過でどういう議論をしてこういう事務経費の設定になったのかという、それこそ、所管から市長査定が終わるまでの段階で何か額に変化があったとか、こんな議論したとかあったら、教えてほしいんですけど。 ○八木浩主査  どうぞ、課長。 ○山田(勝)商工観光課長  一応これの食糧費は、推進本部会議の食糧費のみ上げておりまして、その推進本部会議の中で、例えば平成23年度でしたら3回ほど本部会議を開いております。特にメーンテーマは、今、積極的に取り組んでおりますNHKの大河ドラマの誘致に向けてというテーマにおいて、推進本部会議でそれぞれいろんな団体さんにかかわっていただいておりますので、その方々で具体的にどういった形で大河の誘致に向けて取り組んでいけるのかとか、そしてまた、今までどういう形で取り組んだかとかを議論していただきましたので、その分についての食糧費のみの計上となっておりまして、あくまでも本部は、そういった提言をしていただく団体の場であるというふうに考えております。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○浜野利夫委員  17年度末に観光戦略プランを使いましたよね。ちょっと私の認識不足かもしれないんですけれども、今、課長が言われた本部会議、23年度も3回ほど開いているという話をしていたんですけど、庁内の戦略検討会議と庁外の戦略会議と、いまの本部会議というのは、どっちになるんですかね。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○山田(勝)商工観光課長  当初観光戦略プランが出たときは、庁内と庁外がございました。今ある分につきましては、推進本部が平成18年12月に立ちあがりまして、13名の構成員で構成されております。産業会ということで、商工会さん、観光協会さん、経済協議会。それと、学界からは京都府の観光連盟、そして市民のほうからはNPOのサポートセンターさんとかガイドの会社、そして行政として振興局と我々商工観光という形の中での13名の組織体となっております。  以上でございます。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○浜野利夫委員  今言われましたように、済みません私認識不足で。スタートはそうだったけども今は言うたら、二つを一つにしたそういう本部会議というのが13名でできて、進んでいっているんですね。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○山田(勝)商工観光課長  そのとおりでございます。 ○八木浩主査  浜野委員。
    浜野利夫委員  ということは、事務経費だけしか計上はないですけども、そういう形で進んできているので、その推進を引き継ぎするということかと思うんですけど、観光戦略プランでは、コーディネートする仕組みと推進体制が要るというふうにうたわれて、ポイントで強調されていたように思うんですけど、それが今言われた、冒頭にあった、本部会議ということで進んでいっているという中身なんですかね。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○山田(勝)商工観光課長  何せ、アクションプランが144本ございますので、それを一遍にやっていくのは到底不可能でございます。その中でポイントとして絞ったのが、先ほど申しましたNHKの大河ドラマをどういう形で誘致していくかということを推進本部会議の中でいろいろとお話ししていただいて、それを各団体さんに持っておりて、その団体さんで取り組んでいただく。例えば商工会でしたら、先ほどのプレミアム商品券に頭にガラシャをつけまして、ガラシャ商品券ということでガラシャをPRしていこうと。そしてまた、観光協会さんもいろんなイベントのときに、署名運動をその場で提供させていただいて、PRに取り組んでいるというふうなことを各団体さんで取り組んでいただきたいという思いで、本部会議で提言させていただいております。  以上でございます。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○浜野利夫委員  観光戦略プランの中では、アクションプランというのは結構大枠で書いてあって具体的にはそこにはないんですけど、今、課長が言われましたように推進本部で、例えば大河ドラマ誘致だとか、具体的なことをやっていっているように思うんですけどね、本部会議といったら今度新年度に向けてになるんですけど、今の大河ドラマ誘致もそうなんでしょうし、毎年本部会議とかで、例えば新年度だったら新年度で、こういう幾つかのポイントをしようと、アクションプランの中からもさらに重点を決めたのを推進本部なんかで毎年明確にしていくという流れというふうに理解したらいいんでしょうかね。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○山田(勝)商工観光課長  一応、大河の前には、この144本をもう一度見直しましょうというふうな発案もございました。今の本部が振興管理の役割を果たしている中で、今現在どのような形で進んでいるのかということをチェックしていこうかというふうな話もございましたんですが、それの後で、今の大河の部分が出てきておりましたので、そちらのほうで当面は取り組んでいくという状況になっております。  以上です。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○浜野利夫委員  うちのほうでも観光戦略プラン的なものを求めていたこともあったんです、農業関係とか、商業関係とか、観光とかね。ばらばらにせずに一緒に連携してできるならば、非常に長岡の歴史的財産を生かした方向でつくれるんじゃないかというんで、できてきた経過もあったんですけど、今言われました幾つかの柱を持ちながら、振興管理を本部でするというあれなんですけど、行政として本部会議で振興管理することと、行政との関係も全く一体で、独自でそれを見きわめながらということではないのか、区別をちょっと教えてほしいんですけど。 ○八木浩主査  課長。 ○山田(勝)商工観光課長  区別といいますか、やはり各所管課でも既に取り組んでいただいている部分があると思うんです。それが、観光を軸としたまちづくりという位置づけで取り組んでいただいているかと言うたら、なかなかその辺の視点がやはり薄いかなと、やっぱりそういうまちづくりの視線の中で観光という部分の中でのアプローチといいますか、そういった部分を我々事務局サイドは、当然今後、必要かなというふうな認識をしておりますし、また、先ほど来申しましたようなプランについての各詳細、今後については、やはり今後とも引き続いて大河と合わせた中で、また、可能性を見出して本部でもまた協議検討していきたいというふうにも考えております。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○浜野利夫委員  この観光戦略プランを見ていたら、目標達成年度とか、そういう協議の仕方ではなかったかと思うんですけど。たくさん項目があって、ずっと続くというイメージも受けるんですけど、今、課長が言われましたように当面大河誘致ドラマ今幾つか取り組んでありますよね、新年度入ってできたら早い時期に、本部会議なんかで計画を立てた分で結構やと思うんですけど、この24年度、新年度はこれとこれとこれを重点に取り組みますが、見える形で観光戦略プラン具体化として、ぜひ表明といいますか、わかるように打ち出してもらえたらなと思うんですけど、そういうことは可能ですか。 ○八木浩主査  課長。 ○山田(勝)商工観光課長  大河も当然合わせてやりますが、やはりその部分ともう一つは、今よく一般質問でもございました食を通してのまちの活性化という中での、それも個別のテーマになりますけども、それも一つ本部会議でも議論していきたいなというふうにも考えております。 ○浜野利夫委員  できるなら早い時期に、見える形で、公表といいますか明示してもらったらということをお願いして、終わります。 ○八木浩主査  ほかにございませんか。ほかにございませんか。  どうぞ。 ○祐野恵委員  観光戦略プランの件なんですが、観光戦略プランの中でもちろん一人当たりの観光客のこちらの長岡京市に落としていただけるお金をふやすとかということもありながら、そもそも長岡京市の観光戦略プランというのは、住んでよし、訪れてよしという視点が盛り込まれていたかというふうに思うんですね。その点でまず1つは、大河をこれから誘致をしていこうという中で、もちろんこの御署名もなさるし、のど自慢ということもお話として伺っているんですが、その住んでよしという部分で、長岡京市の市民の皆さんと一体になって展開する大河誘致という視点と、あと、大河を仮に誘致した後に、この長岡京市をどういうふうにPRをしていくのか、誘致はした、すること自体は確かにすごく一つの効果としてはあらわれると思うんですが、大河が来たまちというのは当然、長岡京市だけではないわけで、たくさんあるかと思うんですね。その大河が来た後に、どういうふうに市民とまちづくりを進めて、PRをしていくかというところも一つ今後の観光戦略の上で重要になってくると思うんですが、呼ぶというだけではなく、さらに付加価値をつけていく。今は考えたくはありませんが、仮に残念な結果になったとしても、市民として何らかの跡を残せるようなお考えというのが、今後どうされるおつもりなのかなというところで、ちょっと大河を呼んで、その後どういうふうにPRをしていこうかという部分です。今、呼ぶというところだけに視点が集まっていると思うんですけれども、そのあたりのお考えはわかりませんか。 ○八木浩主査  部長。 ○小林環境経済部長  長岡京市は、歴史と文化もずっと過去をさかのぼってもいろんな重要な部分というのがございます。ただ、市民の方々がこの長岡京市のいろんな事柄が、十分周知されているかというとまだまだ周知がされていない、御存じない方も多いと思います。やっぱり地元がどういうようなことであったかというのを再度見直しながら、市民の方々それぞれ多くの方が見ていただくことによって、このまちの歴史を見直して、定着して、このまちを好んで住み続けるというそういう展開ができればいいのですが。合わせて、商工もいろんな形でプラス面が出れば引き続きまちの活性化にもなるかなということで、それでまちを再度見直すきっかけになればなということを考えております。  以上です。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○祐野恵委員  再度見直していくというお考えが、恐らくまちとしての盛り上がりというものを出していく上でも必要かなというふうに今拝見してたんですけれども、非常に答弁が難しいかもしれませんが、見直しをしていくという部分で例えば、学校教育機関であれば小・中学校で何らかのまちを知る、今もなさっていることにもう少し力点を置くということもあるでしょうし、それが子供たちというのが対象ではなくて一般の市民が対象ということになってくると、今、行ってらっしゃる歴史講座みたいなものにプラスアルファことし何かをしていくということもあるんでしょうが、具体的にあればお聞かせ願いたいんですけれども。 ○八木浩主査  部長。 ○小林環境経済部長  そうですね、もう少しまた、毎年具体的な行事の設定をしていく予定ですけども。これは企画部との連携も含めて全庁的な取り組みでしていく予定ですので、機会があるごとにいろんな講座を普及させていただいて、市民の方々にそういう接点を持っていただいて、まちを知っていただく、よりまちをこのまちを愛していただくという方向が少しでも出れば、プラス要因で各市民の方々に生かせるかなということを考えております。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○祐野恵委員  今、誘致に非常に力を入れていただいている中ですが、恐らくまだ呼べてもいないのにこういう話をするのはちょっとという話もあるんですが、誘致後ということも出てくるかと、今後思うんですね。ぜひ、その先の戦略も持って、逆にPR活動に生かしていただくような取り組みを進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○八木浩主査  ほかにございませんか。  どうぞ。 ○黒田基委員  201ページの715の02観光協会支援事業の観光地開発事業補助金について伺います。観光地開発事業補助金の整備内容と活用策と、あと、これまでの実績とかあったら教えていただきたいんですけども。 ○八木浩主査  課長。 ○山田(勝)商工観光課長  今回の観光地開発整備事業は3回目となっております。1回目はたしか、観光協会さんの設立25周年のときに、楊谷寺のあじさいのみちを整備させていただいたんがまず1回目でございます。それと21年度まで勝竜寺の蓮池整備事業、これが2回目の整備事業でございます。それで今回3回目ということで、平成22年度から5カ年計画で長法寺の植栽整備事業、山吹、寒ツバキ、フジの棚といった植栽整備を5年計画で考えております。  以上でございます。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○黒田基委員  5年計画ということは、例えば、楊谷寺の先ほどアジサイのみちの話をされましたけども、あれは楊谷寺とかあじさいまつりのときに、訪れる人が多かって観光振興にはつながっていると思うんですけども、勝竜寺の蓮も今回のこともそうですし、長いスパンをおいてそういうふうに、例えば長岡天満宮のキリシマツツジとか、乙訓寺のボタンとか、光明寺のもみじまではいくには難しいかもしれんけども、観光振興に人を呼べるようなそういう整備を長いスパンで5年ということで考えてはるということなんですかね。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○山田(勝)商工観光課長  本来でしたら、例えば3年とかという形の案もございましたんですが、観光協会の補助金と、そして市の補助金、そしてお寺さんの言ったら持ち出し分という中で、ざくっとトータルで総事業費が464万ほどかかりますんで、それを3年とかになってきたらそれぞれの負担も多くなってきますんで、5年計画に結果的にさせていただいたと。やはり四季折々の花をめでるような観光地という形に長岡京市はなってほしいという、我々、そしてまた観光協会の思いもございますし、お寺さんの意向もございましたんで、今回5年という形にさせていただいております。  以上でございます。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○髙見良一委員  済みません。201ページの715の01乙訓八幡広域連携負担金というのが、5万円だけ上がっているんですけど、これ内容とタケノコが絡むかどうかをちょっと教えていただけますか。 ○八木浩主査  課長。 ○山田(勝)商工観光課長  これにつきましては、本来は二市一町プラス八幡市での広域連携という中での歴史ウオークというのを開催させていただいておりました。そのウオークを今まで11回やりまして、24年度からは発展的解消ということでそのウオークイベントは解消させていただきました。当時11年ほど前につきましては、そういった広域連携でのウオークイベントが大変少のうございまして、京都観光連盟様の肝いりによりましてその事業がスタートしたんですけども、今となりましたらいろんな私鉄沿線でのウオークイベント事業も開催されておりますんで、一定まあそちらのほうへ移行させていただいたと。今回の5万円については、通常マップを作製する印刷経費として計上させていただいたということでございます。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○髙見良一委員  その下のほうに、よみがえる竹林とタケノコ掘りというのがありますけど、じゃあこの乙訓八幡広域連携のは、今の話じゃ、じゃあタケノコは全く関係ないという感じなんだと思うんですが、結構八幡も竹とかタケノコに関しては御存じのように盛んで、割と長岡の人も八幡にいろいろ調査にいったり、学びにいっているみたいな話を聞いたことがあるんですが、何かこういう観光の枠でそういう竹、もしくはタケノコに関して八幡との連携みたいな枠組みの事業とか、補助金みたいなものはないでしょうか。 ○八木浩主査  課長。 ○山田(勝)商工観光課長  今のところ、八幡との連携によるタケノコを核とした連携や補助金とかはございません。ただ、長岡京市の場合は、長岡京市の名産はタケノコということで我々も愛着を持っておりまして、年々この井ノ内でのいわゆる竹林を整備して、観光協会さんがタケノコ掘り体験をされていると。それが年を追うごとに、大変評判でございまして、参加される方々には喜んでいただいているという状況でございます。 ○八木浩主査  ほかにございませんか。  どうぞ。 ○小谷宗太郎委員  済みません。私は1点だけ、観光の振興で1点だけ、大きい部分になるかと思うんですけれども。例えば今、長岡京市のお土産というものを考えたときに、例えば季節ものだとタケノコとかもあるんですけれども、年を通しての具体的にこれというふうなものというのが、皆さん頑張って考えてはいるものの、なかなかまだ定着していないという現実等があるんですけども、例えばそういういわゆる商品の開発等についての取り組みを後押しや、プッシュするような行政としての取り組み等は、今考えておられますかね。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○山田(勝)商工観光課長  一応、新しいブランドづくりという視点かと思います。タケノコがやっぱり後にも先にも有名やというようなことで、そういった形での従来からタケノコ加工品のそういったPR、そしてまた、竹製品でのPRということがあるんですけど、今後はそういった新しいブランドづくりに向けての検討は、商工会のほうにもブランド事業の補助金もつけております関係もございますんで、一緒に考えていきたいなというふうに思っております。ただ、1点、白・黒さんのほうにつきましてもそういった食のブランドづくりということで、ガラシャのそういういわゆるあんかけ焼きそばみたいなんでもPRされておりますんで、そういった分が少しでもすそ野が広がればなというふうな期待もしているんです。  以上でございます。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○小谷宗太郎委員  やっぱり非常に大きな話になっていきますが、一定やっぱりスケジュール等組むような踏み込んだ形で、積極的に取り組んでいっていただきたいと思います。よろしく。  以上です。 ○八木浩主査  ほかにございませんか。               (「なし」の声あり) ○八木浩主査  なければ、目4及び目6を閉じます。  次に、第9款消防費についての説明をお願いします。  どうぞ。 ○辻井総務部長  それでは、228、229ページをお開きいただきたいと存じます。第9款消防費、項1消防費であります。消防費全体では1,484万円で1.5%の増額であります。主な要因は、乙訓消防組合負担金3,411万円の増額と消防団事業の1,930万1,000円の減額であります。  まず、目1予備消防費は、先ほどの乙訓消防組合負担金がその内容でございまして、消防組合が実施いたします各消防署の業務経費であります。24年度では、継続して取り組んでおります長岡京消防署の改築経費等により増額計上となっております。  次に、目2常備消防費では、消防団事業がその内容でございますが、減額といたしましては、説明欄真ん中より少し上に、こちら増額なんですが、費用弁償があります。295万5,000円の増額計上になっております。これは、2年に1回ポンプ操法大会がありまして、操法大会がある年は300万円程度の増額となります。逆に下がったほうですが、一番下の1つ上、器具費でございます。2,389万5,000円の減額となっております。これは23年度では第2分団配置のCD-Ⅰ型ポンプ車の購入費を計上していたことによるものでございます。  次のページの、目3消防施設費、目4水防費につきましては、大きな変化はございません。  消防費は以上でございます。よろしく御審議いただきますようお願いいたします。 ○八木浩主査  説明が終わりました。第9款消防費について御質疑を受けたいと思います。ページは228ページから232ページです。  どうぞ。 ○小谷宗太郎委員  済みません。これは確認だけで、私も久しぶりのこの予算で確認したいんですけど、228、229の広域消防事業の乙訓消防組合負担金のことを。今、長岡京署の建かえの負担金ということでおっしゃってたんですけども、建てかえは総額幾らかかって、何年間の建てかえ計画だったかというのをちょっと確認したいんですけれども、お聞かせいただけますか。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○松本総務部次長  何年間の計画ということでしょうか。23年度と24年度計画なんです、2カ年のということです。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○小谷宗太郎委員  総額は幾らかかっていますか。 ○松本総務部次長  記憶の中では、3億8,000万ぐらいだったと思います。 ○八木浩主査  今のは、23年、24年でよかったんかな。23年、24年でいいねんね。 ○松本総務部次長  そうです。23年度、24年度計画、2カ年計画でございます。 ○八木浩主査  ほかにございませんか。  どうぞ。 ○髙見良一委員  予算の額としては、231ページの上から三つ目に研修参加料というので少しだけ計上があるんですけれども、それ以外には余りそういう研修的なものですとかがないんですが、これは消防団だけではなくて、乙訓消防組合のほうにも当てはまるような話なんですが、この間、一般質問でさせていただいている地域防災計画の見直しとこの消防団及消防組合の活動というのが、当然、連動してくると思うんですが、あるとしたらこの研修参加料のところでそういう新しい今回の原子力災害なんかの対応も含めて、後もう一つは、防災じゃなくて、減災という考え方が最近かなり有効だということが言われ始めていると思うんですが、そういう新しいそういう防災に関する知識習得みたいなための予算というのは、ほかには何かないのでしょうか。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○松本総務部次長  24年度の総務課でのこの研修につきましては、去年と同額でございまして、京都府消防学校における消防団の幹部教育であるとか、またことしは、今度の24年度につきましては、操法大会の年でございます。それに基づく操法のための研修でございます、1日研修でございます。  以上でございます。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○髙見良一委員  ということは、基本的には来年度本市でも取り組まれる地域防災計画の見直しの内容というものが、この研修の枠では伝わらないということだと思うんですけれども、そこの市の防災計画とこの消防団や消防署の連動の部分というのは、どこか反映させるべき予算というのはないんでしょうか。 ○大江総務部参事兼危機管理監  今、予算の中では計上はできておりません。御承知のとおり消防団はほとんどボランティア活動的な形の中で、ボランティア精神に基づいて災害等に立ち向かっていただいているというような状況ですので、また、研修等につきましては、別のほうで考えていこうと思っております。  以上です。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○髙見良一委員  本当に消防団の皆さんはボランティア精神で、私も特に秘書時代はすべての分団を年末も、運転手としてですが回らせていただいていたりしておったんですけども。本当にそういう意味では、この団長報酬なんかは少な過ぎるなと僕はふだんから思っているんですけれども。今、僕がお聞きしたいポイントは、防災計画との絡みの中で、関係の中で、どのように消防に関する活動がきちんと連携をとっていけるのかという点について、お伺いしたいんですが、何か計画というか、その基本的な考え方の部分などでも何かお答えはいただけないでしょうか。 ○八木浩主査  総務部長。 ○辻井総務部長  今、審査しています消防費の中の常備消防費というのは、消防組織法に基づく消防団業務をどういうふうに維持していくかということがこの計画に入っておりまして、地域防災計画の中で消防団にどういう任務を持ってもらうとか、どういう役割を担っていただくかということは、この予算の項目とは直接リンクしない、防災計画の中でも考えていくことでありますし、その中で何らかの方針が出れば消防団の中で、この経費の中で、これを検証していただくというようなところは出てくるかというふうに考えております。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○髙見良一委員  わかりました。もちろんいろんな法的な縛りですとか、予算のこれまでの計上の仕方の歴史的経過というのはあると思うんですが、やはり今回市長、部長含めて、大幅にしっかりと地域防災計画見直すということで言っていただいてますので、ぜひ、機関的に長岡京の防災を担っていただいているこの消防組合や、ボランティア精神の本当に献身的に頑張っていただいている消防団ともいい形で連携できるような方法を、ぜひ御検討いただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○八木浩主査  ほかにございませんか。               (「なし」の声あり) ○八木浩主査  なければ、第9款を閉じます。  次に、第11款公債費及び第12款予備費についての説明をお願いします。  どうぞ。
    丹羽企画部長  それでは、お手元282ページ283ページをお開き願いたいと思います。款の11公債費であります。過去に借り入れました地方債の元利償還金より一時借入金の利子の合計が上がっております。人件費、扶助費とともに義務的経費と称されるものであります。  まず、計欄をごらんください。24年度当初予算20億9,485万8,000円ということで、前年対比では1,850万8,000円の減となっております。内訳でございますが、目の1のほうが元金の償還金、17億2,000万9,000円。前年対比では1,964万6,000円の減であります。目の2が、利子の償還金で3億7,484万9,000円、113万8,000円の増となっております。  なお、庁舎の現在高につきましては、議案書の301ページのほうにまたいつものように調書がついておりますので、御参考までにごらんをいただければというふうに思っております。  次に、款の12最後の款になりますが、予備費であります。前年同額の3,200万円とさせていただいております。  以上が説明でございます。一たん切ってよろしいですか。 ○八木浩主査  はい、お願いします。  説明が終わりました。第11款及び第12款について御質疑を受けたいと思います。ページは282ページから283ページです。ございませんか。               (「なし」の声あり) ○八木浩主査  なければ、第11款及び第12款を閉じます。  次に、第2条債務負担行為から第3条、第4条及び第5条歳出予算の流用までの説明をお願いします。  丹羽部長。 ○丹羽企画部長  それでは、表紙に掲げております第2条以下の内容について御説明を申し上げます。10ページをお開き願いたいと思います。第2条で定めます第2表債務負担行為であります。まず10ページのほうでございますが、上のほうの2段これにつきましては、保育園、老人介護複合施設用地の関係。下の2段は、都市計画街路長岡京駅前線西伸事業用地の関係。これをそれぞれ平成24年度に、特に土地開発公社が長岡京市にかわって、先行取得するに当たり資金の借り入れに対する債務保証と、長岡京市が公社から取得するために債務負担行為の設定を行っているものであります。期間及び限度額は、それぞれ10ページに書いているとおりでございます。右のページも、11ページですが、債務負担行為でございます。上の2段これにつきましては、神足公園(勝龍寺城跡、土塁跡)用地、これにつきましての土地開発公社が先行取得するに当たって、資金の借り入れに対する債務保証と、本市が公社から取得するために、債務負担行為を設定しているものでございます。  その下でございます、社会福祉法人長岡福祉会が保育施設の建設資金として借り入れた、その借入金に対して長岡京市が利子補給補助を行うことについて、債務負担行為を設定しているものであります。  最後でございますが、小・中学校の教育用システム、及び機器の更新、導入等による借り上げの関係であります。複数年にわたって契約を行うに当たって、債務負担行為を設定しているものであります。こちらもそれぞれ期間と限度額については、11ページに記載をしているとおりでございます。  ページをめくっていただきまして、12ページをお願いいたします。こちらは第3条で定めます第3表地方債であります。保育所改修事業債を初め、平成24年度に発行予定をいたしております合計12件の起債につきまして、それぞれ起債の目的限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めたものであります。  最後になります、表紙のほうをごらんいただきたいと思います。一番最初のページ、表紙ですが、第4条一時借入金では、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高限度額につきまして、20億円と定めているところであります。  第5条歳出予算の流用では、地方自治法第220条第2項のただし書きの規定によりまして、歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合を定めております。具体的には、各項に計上いたしました給料、職員手当等及び共済費いわゆる2節、3節、4節の人件費でありますが、この人件費に係る予算額に過不足が生じた場合、同じ款の中において各項の間で流用することができると予算において定めるところであります。  以上、説明でございます。よろしくお願いします。 ○八木浩主査  説明が終わりました。一括して御質疑を受けたいと思います。  どうぞ。 ○小谷宗太郎委員  1点だけなんですけど、土地開発公社の部分なんですけれども、10ページになるんかな。今、土地が、特に土地開発公社に取得してもらっている土地というのはもうないかと思うんですけれども、今後具体的に何かこの部分であるとかいうような計画等あるんですか。まず、そこをちょっと。 ○八木浩主査  丹羽部長。 ○丹羽企画部長  このように土地を取得する必要が出てきたときに、中身を勘案して土地開発公社に先行してもらうのがいいのかどうかという判断でもって、その都度判断をします。今この先の予定として具体的なものはございません。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○小谷宗太郎委員  具体的に例えば、JR長岡京駅前線の道路拡幅を進めていくに当たれば、次の工区等入っていけば考えられるとは思うんですけど、どうですか。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○丹羽企画部長  そういう意味では、事業の進捗によって出てくるという意味で、また必要に応じて取得が出てくるというふうに御理解をいただきたいと思います。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○小谷宗太郎委員  つまりその部分の計画は、まだ計画していないということですか。 ○八木浩主査  建設部長。 ○佐々谷建設部長  ただいまの御質問の駅前線の先行取得の件でございますが、土地開発公社で先行取得をいただくというのは、10ページの下の2段の部分に係るもので、今回、今現在第2工区を工事を施工しておりますが、次の第3工区の事業認可予定をしております。その事業認可の決定がしましたら、土地開発公社のほうで用地の変更取得をお願いするということで、この10ページのこの2段は見させていただいておるというふうに思います。 ○八木浩主査  どうぞ。 ○小谷宗太郎委員  基本に、長岡京駅前線ということで、今やっている工区の次の工区まだ決定していないということで、この措置なんでしょうけども。やっぱりこの用地取得については、相手のある話ですけれども、やっぱり一定計画を早い段階に立てて、先手先手を打っていってということが本来ではないかと思いますので、ぜひそのあたりも考えていただいて、対応していただきたいと思います。  以上です。 ○八木浩主査  ほかにございませんか。               (「なし」の声あり) ○八木浩主査  なければ第16号議案を閉じます。  次に、第19号議案から第26号議案まで一括して説明をお願いします。  どうぞ。 ○辻井総務部長  第19号議案から第26号議案まで、平成24年度各財産区特別会計予算での全8件につきまして一括して御説明申し上げます。各財産区予算書の事項別明細書等を御参照いただきたいと存じます。  最初に、第19条議案、平成24年度長岡京市馬場財産区特別会計予算であります。予算総額は歳入歳出それぞれ477万9,000円で、歳入予算では、前年度繰越金469万9,000円、預金利子8万円。歳出予算では、不法占用車両の撤去及び草刈り手数料として18万円、財産区財産維持管理助成金130万円、予備費329万9,000円といたしております。  次に、第20号議案、平成24年度長岡京市神足財産区特別会計予算であります。予算総額は歳入歳出それぞれ3,188万円で、歳入予算では、前年度繰越金3,172万9,000円、預金利子15万円、財産区財産使用料1,000円。歳出予算では全額を予備費といたしております。  次に、第21号議案、平成24年度長岡京市勝竜寺財産区特別会計予算であります。予算総額は歳入歳出それぞれ478万2,000円で、歳入予算では、前年度繰越金476万6,000円、預金利子1万6,000円。歳出予算では全額を予備費といたしております。  次に、第22号議案、平成24年度長岡京市調子財産区特別会計予算であります。予算総額は歳入歳出それぞれ8,632万7,000円で、歳入予算では、財産区財産貸付料30万2,000円、前年度繰越金8,557万1,000円、預金利子45万4,000円。歳出予算では、草刈り手数料43万2,000円、予備費8,589万5,000円といたしております。  次に、第23号議案、平成24年度長岡京市友岡財産区特別会計予算であります。予算総額は歳入歳出それぞれ2,364万4,000円で、歳入予算では、前年度繰越金2,353万円、預金利子11万4,000円。歳出予算では全額を予備費といたしております。  次に、第24号議案、平成24年度長岡京市開田財産区特別会計予算であります。予算総額は歳入歳出それぞれ4億5,293万7,000円で、歳入予算では、財産区財産貸付料45万円、前年度繰越金4億5,016万6,000円、預金利子230万3,000円、財産区財産使用料1万8,000円。歳出予算では、ごみの不法投棄処分及び伐採及び草刈り業務の手数料155万円、財産区財産維持管理助成金400万円。八条ヶ池周辺維持管理経費に係る一般会計への繰出金45万円、予備費4億4,693万7,000円といたしております。  次に、第25号議案、平成24年度長岡京市下海印寺財産区特別会計予算であります。予算総額は歳入歳出それぞれ1,807万5,000円で、歳入予算では、前年度繰越金1,777万8,000円、預金利子28万9,000円、財産区財産使用料8,000円。歳出予算では、草刈り手数料88万円、財産処分に係る土地価格鑑定料42万円、財産区財産維持管理助成金300万円、予備費1,377万5,000円といたしております。  最後に、第26号議案、平成24年度長岡京市粟生財産区特別会計予算であります。予算総額は歳入歳出それぞれ129万1,000円で、歳入予算では、前年度繰越金128万5,000円、預金利子4,000円、財産区財産使用料2,000円。歳出予算では、全額を予備費といたしております。  以上、平成24年度の8財産区特別会計予算の概要であります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○八木浩主査  説明が終わりました。一括して御質疑を受けたいと思います。  ございませんか。               (「なし」の声あり) ○八木浩主査  なければ第19号議案から第26号議案までを閉じます。 ○松本総務部次長  先ほどの小谷委員からの御質問にありました、長岡京消防署の工事の経費ですが、昨年、5月31日に入札がございまして4社が参加しまして、清水建設と安井杢工務店、こちらの方で特定建設工事共同企業体が、3億8,640万円で落札しております。 ○八木浩主査  以上で、本分科会に付託を受けました議案は、すべて終わりました。これにて予算審査特別委員会第1分科会を閉会します。  御苦労さまでした。               (午後2時01分 閉会)     長岡京市議会委員会条例第29条の規定により署名する。                        予算審査特別委員会(第1分科会)                             主 査  八 木   浩...